失踪した宮廷魔術師が十三歳の王女の教師に指名したのは、惚けてつかみどころのない男。だが彼は、世界の秘事を語り継ぐ忌語りだった。宮廷の賛否が渦巻く中、これ以上の授業はイヤ! と、カンカンの王女は、探検に、冒険にと、無精者の忌語りを引っ張り回す
のだが…。
一話目は発端、二話目からが本編で、本編が進むと、各章の間に本編に関わる過去話、用語や世界観の補完話が入ります。
出会い(再会)、授業から逃走(教師が)、名探偵登場(推理しない)、幽霊退治(退治しない)、地底探検(何となく核心)、王都騒乱(いきなり大ごと)と、毎日(ほぼ)続いていきますので、ぼちぼちお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 07:00:00
150367文字
会話率:40%