元いじめっ子にして現引きこもりの少年は、ある日の白昼夢の中で、世界の管理者を名乗る存在から無慈悲な宣告を受ける。
それは、異世界への魂の追放。与えられた使命もチートもなく、ただただ苦痛を強いられるという、夢も希望も無い転生の予告だった。
前世から積み上げてきた業により、追放を回避することは不可能。おまけに、転生の時期は『運命』が尽きしだいという、極めて曖昧なもの。
突如として直視させられた自分の過酷な『運命』に、少年は一体どんな行動を取るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-29 12:05:07
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会話率:20%