「恋愛は外交であって、感情であってはならないのよ」
そんなことを真顔で言ってのけるのは、この異世界に君臨する王国の第一王女にして、絶世の才媛――セリスティア・レイ・アールヴァン。
俺、水無瀬アオイは、ある日突然異世界に召喚され、気づいたら
、使節見習いとして外交任務に巻き込まれていた。
戦う力はない。剣も魔法もまるで使えない。
でもなぜか、言葉だけはやたらと通じる。おまけに「お前は妙に交渉ごとに向いてる」とか言われて、いつのまにか王女付きの使節団入り。
……で、肝心の王女様なんだけど。
いや、もうヤバい。超絶美人。頭脳明晰。気品満点。しかもツンケンした物言いが逆に刺さるタイプ。
はい、俺は完全に恋に落ちました。
だがしかし、この王女様、とにかく『恋愛』に対して冷めている。いや、冷めてるっていうか、完全に「政治的リスク」扱い。
俺の想いなんて、外交戦略の一部にしか見てない。
「アプローチ」も「言葉選び」も、全部『交渉術』として受け取られてしまう始末。
くそっ、なんで片想いがこんなにもハイレベルな駆け引きになるんだよ……!
しかも彼女の隣には、腹黒すぎる宰相候補の男・レオニスがいて、俺の行動は全て彼に監視&妨害されまくり。
さらに、他国の小悪魔姫・リリカが俺に言い寄ってくるし、周囲は完全にラブコメ戦争状態。
なのに本人だけは涼しい顔して、「これは交渉でしょう?」とか言いやがる。
だけどな――
外交が何だ。駆け引きが何だ。
俺はあんたの心を、『本気』で落としにいく。
これは、
恋を知らない王女と、恋を諦めきれない男子が、
ときに笑い、ときに傷つきながら、
『本音』という最大の不可侵領域に踏み込んでいく、
そんな恋と戦略の物語――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 07:00:00
30930文字
会話率:45%
この異世界はとんでもなく異世界だ。
だからこそ、地球を頑張って生き抜こう。
それが俺の人生をぱしゅぱしゅさせることに繋がるから。
最終更新:2023-06-25 02:53:57
142449文字
会話率:38%
気づいたら森の中にいた。
異世界転生?魔法?どうぞどうぞ、大歓迎!
まずは魔法を極めて冒険者に。
え?私のファンクラブ?親衛隊?そんなんあるか!
王子や貴族と仲良いかだって?なんだそいつら!会ったこともない! もう、みんななぞすぎる。何を
言っているんだか。
あ、あんなところでドラゴンが人を襲ってる。ちょうどいい、ぶっ飛ばしちゃおう!
「ドラゴンは10にもみたない少女が倒せる生き物ではないのですが……。」
「またまた~、冗談言わないでよ~。」
少女は、いろんな意味で周囲を驚かしながら、今日も楽しく生きていく。
「どうすれば、人を信用できるんだろ……。」
その胸の奥に、深い孤独を抱えなが「キャー!何あの天使!可愛すぎる!キャー!ギャップ萌え!もうヤバい!このままでは、死因『可愛さに萌えまくり心臓がドキドキしまっくた末の突然の気絶』で天国に旅立っちゃう!どうにかしないと。早く、早く目をそらせアイナ!お前なら、お前ならできる!……ダメだー!無理です!師匠!私にはこんなことできません!こんな可愛い天使から目をそらすなんて!そんな残酷なこと、私には!師匠、私はもうまよいません。私はこの天使を見つめ続けることを選びます。師匠から「何をしてるの?」て、天使が話しかけてきたー!」……ら。きっと。たぶん。
初投稿です。温かく見守ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-09 23:00:00
34490文字
会話率:47%
もうヤバい。なにがヤバいって? それはね、何も思いつかな事がヤバいんだよ。
最終更新:2017-03-27 22:55:10
3424文字
会話率:60%