ある日の夕方、あの子は僕に、自分が死んだらどうするかと尋ねてきた。
それに対して僕は、公園の滑り台で首を吊って死ぬと答えたが、彼女に公共の施設だから駄目だと言われてしまった。
彼女はこう言った。「死なないように頑張るね」と。
あの
子はこの三日後に自殺した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-09 22:04:36
3773文字
会話率:9%
姉さんと僕の二人っきりの世界の話。
僕はいつもネックレスをせがんでいたけど、姉さんは最後の最後にネックレスをくれた話。
最終更新:2017-12-08 18:57:17
3329文字
会話率:14%
十二月、彼女の誕生日に、僕は赤いガーネットのネックレスを贈った。
彼女の心に、楔を打ち込むように。
最終更新:2017-12-03 10:44:09
1461文字
会話率:0%