第一王子レヴィは公爵令嬢オリヴィアを弟のオリヴァーと勘違いしたまま、オリヴィアに恋をする。
オリヴィアの事をどうしても諦められないレヴィは同性婚を認める法律を作り、オリヴィアを誘惑し手に入れようとする。
そんなオリヴィアは、レヴィを異性とし
て意識するものの、同性婚や同性の恋愛を調べているレヴィがゲイだと勘違いし、女だと今更告白できずに苦しむ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 14:16:21
22382文字
会話率:36%
お屋敷の無駄に大きな階段から転落したショックで、私は前世の記憶を取り戻し、自分が乙女ゲームの世界に転生したことを知った。
ハマりにハマった大好きなゲームの世界での生まれ変わり……それ自体は、そこそこ喜ばしいことではあるのだが、なんで転生し
たのが私の大嫌いな悪役令嬢『ミリアム・ローゼン』なのよ! このままじゃ、二年後には婚約破棄され、あげくの果てには悲惨な死に方をする羽目になっちゃうわ!
こうなったら、皆の嫌われ者であるミリアムの行動を一から見直し、誰からも愛されるような『理想の公爵令嬢』になって、破滅の運命を回避してやるんだから!
そう意気込んで過ごすうち、ゲーム本編の主人公『フェリス』や、おつきのメイドさんたちに慕われ、いつの間にかハーレム状態に。いやいや、私、いたって普通の女子だから、女の子同士で恋愛とか、そういうの、困る……いや、でも、みんな良い子だし、案外それもあり……かも……?
でも、乙女ゲームの主人公と悪役令嬢が付き合っちゃったら、根本的に世界観が崩れちゃうし、おかしなことにならない? そんなことを思いながら、私は今日も『愛され悪役令嬢』になるため、日々頑張るのだった。
※現在、感想に対する返信を休止していますが、すべてありがたく読ませていただいており、とても励みになっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 21:11:26
169878文字
会話率:32%