無実の罪を着せられて流刑となってしまった元・武官、楊鷹。
護送役人にぞんざいな扱いをされながらの流刑地への旅路は、思った以上に過酷なものであった。情けなさや悔しさを押し殺しながら、罪人への道を歩むその道中、楊鷹は一人の小さな子供と出会う。
赤子と言った方が正しい、全く見知らぬ小さな子供。しかしながら、その子は楊鷹を見るなり口を開いたのだ。
曰く、己は、長く行方不明になっていた楊鷹の父親である、と。
思わぬ再開を果たした父と子は、北を目指して旅立つことに。人と神仙入り乱れての、てんやわんやの親子の旅路。果たして彼らの行き着く先は――。
※バトル描写が多めで、流血表現等があります。苦手な方はご注意ください。
※お話やキャラクターの設定などに、原典水滸伝ネタを仕込んでいるのはわざとです。作者の趣味です。
※とはいえ、いろいろとガバガバな、なんちゃって中華です。広い心で受け止めてくださると幸いです。
※かつて小説家になろうにて掲載していた作品の再投稿です。
※この作品はエブリスタにも投稿しています。
(・URL 第一章→https://estar.jp/novels/25550984,
第二章→https://estar.jp/novels/25939035)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 12:00:00
433081文字
会話率:36%