幼馴染が不登校になってから、もう3年になる。俺は最近、彼女に勉強を教えに行くようになったのだが、彼女からは日に日に生気がなくなっていく。一体どうすればいいのか、悩んでいた折に彼女は抑揚のない声で言った。
「ずっと一緒にいようよ。いてくれなか
ったら私、死んじゃうかも」
その言葉で半強制的に彼女の命を背負わされた俺は、彼女に俺以外の「生きる理由」を持ってもらうことを決意する––––––。罪重ね少女と嘘だらけの俺による、ぼっち同士の青春ごっこ。 ※ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 09:55:37
23105文字
会話率:40%
山ヶ崎と白雪はぼっちである。
同じクラス、同じ部活の二人
学校では誰よりも一緒にいて、近い存在であるはずの彼らはお互いにこう言う
「こいつとは友達ではない」
友達とは何かを考える、ぼっち二人の青春物語
最終更新:2017-02-19 00:31:46
2780文字
会話率:71%