ハインツ商会の令嬢ディアナの一家は戦乱により没落。戦火の中、彼女が咄嗟に持って来れたのは、謎の「種」の数々が入ったズタ袋だけだった。
死にかけたところをかつて憧れていた庭師の青年に助けられ、戦火が治まるまで身分を隠し村の辺境で匿われることに
なったディアナだが、村の人間はそれを青年に嫁が来たのだと勘違い。二人はそのまま擬似新婚生活へと突入する。その時気紛れに蒔いた謎の「種」が、様々な問題を抱えていた閑村と、二人の関係を大きく変えて行く。これは辺境の荒地が「楽園」と呼ばれるようになるまでの、開拓経営物語。
2020.9.2、25万pvを達成しました!応援ありがとうございます♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 14:03:04
232765文字
会話率:52%
※ 視点を交互に変えながら恋模様をお届けします。
ハインツ商会の令嬢ディアナは、同い年の庭師の青年に恋をした。叶わぬ恋ならばとにかく思い出だけでも作ろうと接近を試みるが、やっぱり避けられる。小さな嘆息と試行錯誤が続いたある日、姉イルザの政略
結婚の日取りが決まり──二人の恋が実るのは、いつ?「没落令嬢の幸せ農場〜最愛の人と辺境開拓スローライフ〜」の前日譚です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 09:16:56
23399文字
会話率:38%