私は王太子の秘書官、アンジェリークと申します。
お仕えしているレオナール王子は、本音を言える親友ですね。
「理想の嫁か? 子供好きで……(中略)……僕に一途……(以下略)」
「つまり、国民のことを考える者ですね」
「おい、ずいぶん短くまと
めたな!?」
「いらない部分を、そぎおとしただけです」
さて、王家の道具に過ぎなかった私にも、やっと自分の夢が持てました(48話)。
大切な人々を暗殺した悪党を、地獄に叩き落としてやります。まずは下準備(104~127話)。
復讐の練習は、当て馬娘(128話~)とぶりっ子退治(予定)で
(王太子と秘書のモチーフは、悪の組織のボスと女幹部。
女幹部が「大切な人々の仇討ちをする」のと、ボスが「理想の花嫁を作る」物語です。
作品のモチーフは、太陽王ルイ14世時代の黒ミサ事件。
作品の目標は、完結させること。台詞が多めかも)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 17:04:26
981006文字
会話率:31%