夢と現の境界で、目が覚める瞬間。
闇の中で目を凝らしても、状況さえ拾い集められない朦朧とした感覚。
具合が悪い日にふと目覚める夜中の静けさ。
押し潰されそうなあの不安感は、何度経験してもどうしても慣れない。
最終更新:2024-11-26 23:38:33
351文字
会話率:0%
なんにちかに一回、こんな時間に詩を書いている気がする。ふと目が覚めて、ふと書いて、もう一度寝る、みたいな。たぶん、こころかからだか、どこかが病んでる気もするけど。あまり、自覚症状はなく、普通には生きています。
ま、普通ってなに?って話もあ
ったりするし、じぶんで想ってるだけ、という話もあったりするけど。
もう眠いので、寝ます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-09-13 04:17:10
242文字
会話率:0%
寒い夜だった。
秋になりはじめて、夜中から明け方にかけて足下が冷えた。
そんな夜にふと目が覚めて、自分の足の冷たさに震えた。電気毛布を出していたので、尚早かとは思いつつもスイッチをいれ、ごくわずかに温めた。
それでなんとか足を温めて
、無理矢理寝返りをうつ。狭いベッドの中で、毛布が巻き付いてくる。
それから部屋がしんとしているのを感じて、なんとなく落ち着かなくなった。
静かすぎるのは苦手なのだ。だからといって騒々しいのはもっと苦手だ。贅沢な悩みだと思いつつも、静かさに鳥肌を立てる。
シャーッという水の流れる音がする。
シャワーだ。
シャワーの音がする。
このマンションには、私以外に夫しか住んでいない。その夫は、仕事が遅くなりまだ帰宅していない。
では、誰が浴室にいるのだろうか?
耳を澄ませてみる。
誰かいるのだろうか。
誰が、他人の家でシャワーを浴びるだろう?
ザブン。
湯船に湯を張っているのか、つかる音がする。
しばらくの沈黙。
やはり誰かいる。
だけど、誰もいない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-08 16:00:00
1625文字
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十歳年上のお姉さんがいつもうらやましいミキちゃん。
特にうらやましいのがお姉さんの持っている素敵なドールハウスでした。
不幸な事故で無くなったお姉さんの形見としてドールハウスを受け継いだミキちゃんは、ある夜、ふと目が覚めて不思議な光景を目
の当たりにしたのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 06:07:35
3966文字
会話率:9%