ある日、鏑木桜《かぶらぎさくら》は道端に落ちていた宝箱を拾う。中を開けてみると、そこには1人の少女が眠っていた。その少女の名は「ぱんドラ」。ぱんドラは、人が住む地球から遠くかけ離れた、神や竜など人ならざる者達が住む世界、「天魔会」の王であ
るゼウスとヘラの娘だった。訳あって地球に来たぱんドラは何も知らない桜と共に人の生活を送ることになる。しかし、ぱんドラが入っていた宝箱はある条件を満たしていないと開かないものだった。桜はなぜ開けられたのか?
これはぱんドラと桜の少し笑える日常の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 12:00:00
20795文字
会話率:55%