「もがき苦しむ私を救ってくれたのは、はるのひだまりのようなあたたかな人でした。」
結婚式を半年前に控えた時に発覚した婚約者の裏切り。
彼を忘れられず、一緒に過ごした9年間という時間の長さに苦しめられていた麗。
そんな彼女を癒したのは、高
校卒業以来、約12年振りに再会した同級生だった。
***
短編「麗らかな春」で描かれなかった春太郎と再会してからのお話で、短編「祝福される春」の麗視点でもあります。
いずれ続編となれば…と思っております。
短編を読まなくても、お楽しみいただけるように書いており、プロローグは「麗かな春」のダイジェスト版です。
短編「祝福される春」は、かなりネタバレを含んでおります、ご注意下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-19 02:56:09
486294文字
会話率:45%
結婚して初めてのバレンタイン。
日頃の感謝を込めて、旦那さま(春ちゃん)のために前日から愛情込めて煮込み料理を作る奥さん(麗)のひとりごと。
最終更新:2018-02-14 23:37:55
6307文字
会話率:2%
自分から手放した幸せ。
自分から離れていった友人達。
あの頃には戻れないし、壊れてしまった信頼は取り戻せない。
しかし、俺はあいつに離れていった友人達と和解する機会を与えられる。
相談する相手のいない俺は、かつての自分に問いかける。
答
えが返ってこない事なんて分かっていても、誰かに聞いて欲しい。
そんな寂しい男の一人語り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-30 01:18:04
4277文字
会話率:6%