20XX年、突如として始まった異世界からの侵略は、電脳世界を通じて行われた。
電脳世界――つまりネットを通じた侵略はリアル世界をダンジョン化させ、そこへモンスターを放つというえげつないやり方であった。唐突なこの現象により多くの人たちが訳
も分からず命を落とし、救済に駆けつけた警官や自衛隊の武器はまったく効かずで、事態は更に混迷を極めていく。
しかし大混乱に見舞われながらも日本を始めとした幾つかの国はある重要な事に気付く。現実の武器では倒せなかったモンスターが、偶然居合わせたVTuberによる攻撃で消滅させる事が出来たのだ。
そこからは早かった。目には目を歯には歯を電脳には電脳をという理屈から、世に散らばる人間の中から電脳世界とのシンクロ率が高い者を発掘し、ダンジョンモンスターを討伐させる集団を作るという計画が始動。
主人公の幅滝亮(はばたきりょう)は高校への入学試験の際に高いシンクロ率が発覚。強制的に特別プログラムを課せられたVTuber科への編入が決められ、なし崩し的にダンジョンモンスターとの戦いに身を投じる事となる。
しかし敵はサイバーダストだけではなく、怪しげな教団や姿の見えないネットの集団。終いには国家機関も絡む陰謀へと巻き込まれて行くことに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 08:16:41
11145文字
会話率:60%
ある夜会でひとりの令嬢がブローチをぶん投げたことにより、その場にいた幾人かの運命が大きく変わっていく。極小範囲のバタフライエフェクト(?)全7話、1話1話が短いです。
最終更新:2024-11-08 19:18:18
20860文字
会話率:24%
平凡でスローライフを送る高校1年生の柳智和の超スローな恋愛物語。スローだからこそ気づくことの出来る2人の思いとは。
最終更新:2021-07-12 17:08:22
2553文字
会話率:59%
――彼女は時の止まった銀の時計を握りしめ、ある少女と異国人の家庭教師の思い出を物語る。
名家に生まれながら、野放図に育っていた少女セピアの元に新しい家庭教師のヴィタリーがやってきた。はじめは彼に反発したセピアだったが、ヴィタリーの持つ青い本
をきっかけに少しずつ態度をやわらげはじめる。学ぶことで広がっていく世界に楽しみをおぼえ、ヴィタリーに心を開くセピアだったが――
◇(扉絵つき)イラストレーション:那月結音さん
◇この作品はエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 19:00:00
30868文字
会話率:28%
ココロの詩(うた)を
最終更新:2017-09-04 18:55:56
768文字
会話率:0%
営業まわりに出かけた上司と部下のコンビ。部下が取り出したのは最新の便利アプリだったのだが……
最終更新:2017-07-22 13:12:28
2303文字
会話率:71%
連載形式の短編(総文字数1万~1万5千の予定)です。
【あらすじ】
蝶のはばたきが地球の裏側で竜巻を起こす。そんな理論が頭をよぎった少年は持っていた消しゴムをわざと落とした。隣の席のあの子と、何かが起きる気がして――。
教室内で連鎖する
数々の出来事。バタフライエフェクトの行き着く先は……。
小さなキッカケから生まれる、ドタバタ群像劇。
※1話毎に主人公(視点)が変わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-06 16:00:00
16377文字
会話率:13%
社会にはばたき、数年。翼を広げて飛び立った先は、かくも過酷な世界だった。……俺は毎日就業後もパソコンをカタカタ。カタカタ、死ぬほど。生きるために仕事をしているのか、その逆か、わからない生活を続けている。
ある納期に追われた週末、俺はついに
疲労を限界突破して、ハイテンションになり、思わず本音がポロリ。「世界よ、滅びよ」と。
すると次に目を覚ました先には。
まるで妖精のような美少女と、わけのわからない魔法使いたち。
わけがわからないーーって俺も魔法使いになっていた。
魔法の基本は「思う(想像=創造)」こと。けれど俺にはチートな道具のチートなご加護によって、どんな魔法も思うがまま……のはずなのに、なんで人生うまくいかない?
周囲に疑われたり、さらわれてみたり、記憶を失ってみたり……逃避のためにきた世界で散々な目に合いながら、最終章では「それでも」と生きていく俺の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-07 20:00:28
124885文字
会話率:33%
理想と現実の狭間で、やる気を失っていたみゆきが、大学を卒業したころの思いを再び思いだし、はばたきたいと願えるようになる話し
最終更新:2016-08-15 20:55:49
3535文字
会話率:0%
「青空へ大回転」がテーマの詩。
最終更新:2015-11-10 16:39:11
200文字
会話率:0%
僕は紙飛行機を折るのが好きだった。紙飛行機の中に『はばたきカモメ』というものがある。『はばたきカモメ』はそれを折った人の思いを大切な人へと届けるらしい。幼い頃、僕の祖父はそう言った。だからあの日、高校二年生の冬、季節外れのカモメが翔んだ。―
―僕の甘酸っぱい青春と、募った思いを風に乗せながら。
僕の初恋の話をしよう。遡る記憶。確かあれは、高校二年生の秋――。聞いてくれ。これはたった数ヶ月の、カモメが羽ばたくまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-15 21:49:01
24729文字
会話率:50%