これは、不器用な二人が、無くした記憶を追いかける中でお互いを必要としていく物語。
時は大正36年。
帝都・東京は関東大震災から立ち直り、西洋の文化と入り混じりながら華やかに復興を続けていた。
「先生、本当にしっかりしてください」
「ごめ
んねぇ、何から何まで世話してもらって」
とある帝都郊外、生まれも名前も全てを忘れて、怪我まみれで行き倒れていたところを、一回り以上年上の男・浅葉(あさば)に拾われた少女。
身の回りのことすらろくにできない浅葉だが、これでも優秀なシキガミ遣いだという。
シキガミとは自身の霊力を持って励起する使い魔のこと。
少女は潮(うしお)という名前をもらい、彼のもとで記憶を取り戻すべく、シキガミや女中達と屋敷でのんびりお仕事生活……と思いきや。
実は、潮の失われた記憶に大きな秘密があり……?
失われた記憶を取り戻すとき、少女は本当の幸せを手に入れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 08:20:34
27720文字
会話率:40%
冒険者レイナは、今日ものんびりお仕事中。
だが、とある依頼を軽く受けてみたものの、実はとっても厄介な代物でさぁ大変。
果たして、レイナは無事に依頼を達成できるのか?
この作品は、Pawoo、カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2019-10-27 21:00:00
56299文字
会話率:60%
一年間ギルド会場に通い続けていた姉妹のアインとネイだが、 ある日ギルドで依頼を受ける日々に物足りなさを感じていました。 「もっと楽しいことないかなー?」 「そうだわ、私たちでお店を開いてみましょう!」 アインお姉ちゃんのその一言で貯金をして
いた金貨でお店を購入!! 姉妹はどんなお店を開くのでしょうか? とても仲が良い姉妹の新しいスローライフが始まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-23 22:35:15
20745文字
会話率:27%
慣れない仕事で身も心もぼろぼろになった主人公・彩がたどりついたのは、一軒の不思議なレストラン。そこで過ごした素敵なひとときを忘れられず、後日店を探すもののまったく見つけることができない。そんなとき、ひょんなことから訪れた店にあの不思議なレス
トランのデジャブを覚える。だがそこはレストランではなく、アンティークカップを専門に取り扱う骨董店だったーー。
骨董コレクション『アイリス』を舞台に、菩薩でフェロモンムンムンのオーナー・工と、アンティークカップ偏愛バイヤー・釉人に翻弄されつつアンティークカップのいろはを覚えていく、のんびりお仕事小説ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-06 21:00:00
168681文字
会話率:44%