旅先で見つけた瓶のようなものだけどそれは瓶ではなくて、それをまさぐり調べていたら思わぬ秘密を見つけてしまう。
最終更新:2025-01-20 21:50:22
2085文字
会話率:20%
「少年、頑張るのだよ。もっと楽しませて」
独りぼっちの神様と独りよがりな天使の少年。
君と僕だけの特別な世界を作りましょう。愛やら恋やら好意やら、嫉妬に憎悪に復讐に。そんなものはくだらなく最低だから。そんなことをするやつは愚か者だ
けだから。
独りよがりな君のための舞台はすでに用意されている。キャストに君の友人と相棒と刺客をくれてやる。
最高の舞台でしょう?
「勿論、神様との楽しい遊戯、ハンデもあげるんだよん」
何度も何度も君がやり直せるように、特別をあげる。どんなに苦しくても逃げたくてもやめたくても、離れない地獄のようなものだけど。
死んで死んで死にまくって、生きて勝ってね。
僕のための君が、君のための僕に勝利を収める夢物語。目まぐるしい程の眩しくも後先見えぬ、永遠にも似た、まわりくどい物語。
天使の少年と悪魔の幼女。
愛と愚行と復讐の御伽噺。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 18:41:58
164867文字
会話率:42%
とある私立の高等学校は変わり者ばかり。なぜなら「影」を歩く生徒が多いから。
世界は現実のものだけではない。「カード」に記された人間は「影」を歩ける。そのカードはタロットカードのようなものだけど特定の個人を示している。「碧のカード」には美しき
ロック少女「堕天使」、異世界で弁護士事務所を経営する「裁者」、「村長」そして主人公である万能の影歩き「吟遊詩人」こと「シオ」。「白銀のカード」は別に存在し、「皇姫」「暴君」などが物語を紡ぐ。また影を歩けなくとも「影」と疎通する能力を持つ人間やそうでないものも。廃屋のドラム缶から出られない「傀儡」は透視能力者「眼赤視」と次元を超えてリンクし、人の心を操る。「電脳の魔術師」伊集院は全ての世界にそのネットワークを走らせる。
SFチックでファンタジック。ヒステリックでロマンチック。それが「黎明学園の吟遊詩人」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 05:56:31
86365文字
会話率:40%
俺が一体どんな仕事について、何をしていたかはもうおぼろげな記憶になってしまった……
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通勤途中の電車。彼は、何時も通り仕事に行くハズだった……
現れた老婆。正体は未来人。
『人間』が七人だけにな
ってしまった未来へと連れて行かれた青年は、
連れて行った『彼女』とはぐれてしまう。
そして、何らかの影響により、『彼女』の事すら忘れてしまっていて……
超科学、記憶喪失、女性社会、最下層の身分、そして命をかけた戦い。
世界へ飲み込まれていく青年……
七つの国に分かれたこの世界の下で繰り広げられる、
超次元バトル型冒険大活劇。
『虹色世界に過去の産物がお邪魔するらしい』
の、始まり、始まり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-21 08:13:22
15206文字
会話率:26%
放課後の教室に残った彼女が、不意に話しかけてきた。
ほとんど愚痴のようなものだけど、僕はその、中身のない、意味のないぼやきに付き合うことにした。
最終更新:2012-12-09 08:00:00
1807文字
会話率:46%