群青橋東学園の生徒会執行部へ所属する音無大地は、生徒や教師の間からあまりの器用さから《奇妙な男》として奇異の目で見られている高校生。
そんな彼は、人知れずとある秘密を抱えていた。
それは『傷つくと身体が凍ってしまう』という不思議な能力
を持っていること。
――このお話は、とある青少年が体験する恋愛物理学の《魔法》に迫る物語。
~作者より皆様へ~
まず、拝読していただきありがとうございます。
こちらの物語は『音無くんと恋愛物理学』のスピンオフ作品です。本作とのキャラクター性にかなりギャップがあります。
また、本作品にはぬるめの性的な表現、BL表現、百合表現、残酷な描写があります。
どうか二点をご注意のうえ、お読みいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-16 22:02:13
29406文字
会話率:56%