「せーんぱいっ!」
後ろからいきなり大声で呼びかけながら、肩を叩いてきたのは後輩の新城貴子。
高校1年生で、金髪に染めたショートカット、着崩した制服、まあ黙ってれば美少女と言える。
「あー、うるせーな。毎回毎回。」
いや、ホントうぜぇんだ
よな。って思っているのは俺、今井翔太。
ごく普通の高校2年生。
俺と貴子は小学校からの幼馴染で、小さい頃は妹のように俺の後をくっついて回っていた。
だが、俺が中学を卒業する辺りから、貴子は見た目が派手になっていった。
それから俺をからかうというか、小馬鹿にするようになった。
そんな貴子はそれでも俺と一緒に居る。
そんなに俺に構わなくてもいいんじゃないか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 19:31:50
5159文字
会話率:73%
この春から高校2年生になる高岡陽平は、ボケまくる友人たちに囲まれながらひたすらツッコみまくる日々を送っていた。幼馴染かつ何故か陽平の心の声を聞き取る能力を持つ雨晴乃蒼が繰り出す天然かつ斜め上からのボケにツッコミを入れ、シンプルにバカである同
級生の中川雪路にはさほどツッコミはせず単にバカにし、呼び方を間違えるとチョークを投擲する従姉の高岡凪沙の横暴にツッコミを入れ、自身の所属する文藝部で部長を務める氷見恋葉先輩が繰り出す天然かつ理不尽なボケにツッコミを入れ、同じく副部長の国分星羅先輩が繰り出す超絶お嬢様であるが故の金持ちボケにツッコミを入れるという、教室でも部室でも休まる時間のない日々である。だが、陽平は別にそんな日々が嫌というわけではなく、むしろ常に笑いの絶えない騒がしい日々を心から楽しんでいた。
そんな中迎えた新学年2日目の朝、陽平と乃蒼は伏木夕月という人物に出会う。2人と同じ高校に転校してきたという彼女の登場により、陽平たちの日常はさらに騒がしくなっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 23:53:27
106048文字
会話率:72%
【カクヨム様 日間一位、週間一位獲得(ジャンル:恋愛)】
俺の名は山岸 遼太郎。
中学時代にロクなことがなかったから、同級生が誰も来ないような遠方の高校に進学してやったぜ。
ここから俺の素晴らしい高校生活の幕が開ける……はずだった。
なぜ、中学の時に一番仲の悪かった女子が同じ高校に……?
……え、同じクラス? しかも前の座席?
なるべく関わらないように過ごそう……。
って、いや、帰り道被りすぎだろ!?
あ~、なんでお前不良に絡まれてんだよ、俺が助けるしかねーじゃん!
何とかバレないようにして……。
いや、助けたのは俺じゃない!
お礼とか言われても知らん!
なんでお前、そんなに俺に声掛けてくるんだよ!?
俺達、一番仲が悪かったはずじゃ……。
※カクヨム様に掲載されている内容から改稿したものを投稿しています。
※カクヨム様におけるランキング獲得日時(初獲得時):日間一位(2021/3/1~)、週間一位(2021/3/3~)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 17:11:28
82642文字
会話率:41%
魔法が使える世界になって早100年。
今日、日本では高校の入学式が執り行われる日だ
それは日本に1つしかない魔法が使える優秀な人材を集めて育て上げている日本魔法専門高校も例外ではなく、入学式を執り行われる準備がされていた。
そんな中、
日本魔法専門高校に入学する主人公の強志は自分の亡き姉と同い年になり死んだ姉との最後について回想していた。
今から5年前、当時小学4年生だった強志は姉の芽依と外出中に通り魔にあってしまい芽依は強志を通り魔から守ろうと庇い、結果殺されてしまう。
両親は強志が5歳だった頃にすでに亡くなっており、身内の人間が誰もいなくなってしまった強志。
「世界はどうしてこんなに俺に厳しいことばかりするんだ!
こんな俺にばかりひどいことをする世界なんて信用できない!
それなら俺は自分の力のみを頼りに、誰かに何かを奪われる前に俺が奪う側になってやる!」
そう心に決めて、誰にも負けないくらいの努力し続けた強志。
これは世界に裏切られて自分の力のみを信じてきた、とある少年の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-08 00:00:00
30059文字
会話率:21%
なに俺に逆らってんだよ! お前は俺の言う通りにやってればいいんだよ!
___私の彼氏は、“S男君”です!
見た目も、身長は185㎝以上で、体格もガッチリしてるし!
爽やかで、笑った顔が可愛いのと言ったら私は顔がニヤケてしまいますよ。
最終更新:2020-02-05 03:00:00
1540文字
会話率:23%