恋人がいたことなんて、一度もない。
26年間、誰かに手を繋がれたこともなければ、「好きだよ」なんて言葉をかけられたこともない。
それが私、町山ミカ。
職場には男の人がひとりだけいるけど、課長だから、業務連絡しか話さない。
雑
談なんて、する必要もないし、されたくもない。
別に嫌ってるわけじゃない。向こうだって私に興味なんてないだろうし。
私はただ、今日も静かにデスクに向かって、黙々とExcelをいじってる。それだけ。
友達がゼロってわけじゃない。アニメの話だけできるオタク友達、月イチで映画を観に行く子、カラオケで90年代ソングばかり歌う子。
それぞれと、それぞれの時間を過ごす。でも、どの子にも、「今日ちょっと落ち込んじゃってさ」ってメッセージできるほどの距離感じゃない。
みんな、予定があるときだけ会う人。
私の生活には、そういう人しかいない。
たまに思う。
私の人生って、薄いなって。
日向で誰かと笑い合うような、ああいう感じ。たぶん、最初から私には向いてなかったんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 12:39:04
9157文字
会話率:10%
可愛いサンタさんに、生々しいプレゼントをした話です(苦笑)。
最終更新:2023-11-04 08:47:56
2332文字
会話率:0%
高校1年生の女の子である佐藤朱里は小学4年生の時に事故に遭い、顔に大きな傷跡が残っている。
朱里は美人でもなく、平凡な顔に一生消えることのない大きな傷跡があることから、男の子との恋愛はあきらめていた。
事故に遭った当時、自分は一生恋愛できな
いと絶望する朱里だったが、そんな彼女を救ったのは漫画の中のキャラクターであるエマーという少女だった。
エマーも漫画の中で一生恋愛ができない状況になってしまうが、それでも前向きに幸せに生きていく姿を朱里は見て、自分もエマーのように生きようと思うことで救われる。
朱里は恋愛することをあきらめているので、ふつう女子が男子の目を気にしてできないことや男子から恋愛対象外となるような行動も必要とあればとることができる。
さらにエマーを模範として見返りを求めない親切な行動などを実践することを日頃から心がけていた。
そのような朱里の姿に3人のイケメン男子が惹かれていく。
朱里と同じ部活の先輩である高校3年生の金髪のイケメン男子の秋瀬優人は朱里が他の女子部員をかばうために自分が男子に引かれる役を買って出たことに気づき、朱里に惹かれていく。
学校一の天才であり、高校2年生の灰色の髪のイケメン男子である九条真也は朱里の見返りを求めない善行に興味を示し惹かれていく。
朱里と同じクラスである黒髪のヤンキー風のイケメン男子である武藤蓮は日頃からの朱里の振る舞いを見て、恋愛対象として密かに意識していた。
3人のタイプの違ったイケメン男子と朱里の恋の行方はいかに!?
佐藤朱里
決して強い女の子というわけではなく、内面はふつうの女の子と一緒で傷ついたりもする。しかし挫けそうになってもエマーを思い出して前を向き行動する。
秋瀬優人
誠実で優しさに溢れる男であり、女子に超モテるが、誰かと付き合ったことがない。この人しかいないと強く思える女性が現れるのを待っていた。
九条真也
パソコンが得意のチャラ系タイプの男子。女性と付き合った経験はたくさんあるが、どの子にも真剣にはなれなく長続きしなかった。朱里に初めて真剣に恋をする。
武藤蓮
寡黙でクールだが、思いやりのある男子。喧嘩が強く、普段は近寄りがたい雰囲気を出しているので女性は近づけなく、誰かと付き合ったことはない。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 19:00:00
27452文字
会話率:20%
普通の家族の、ありふれた日常。どこの親でも感じる気持ち、どの子にも持っている力を信じて・・・
最終更新:2018-08-08 09:09:00
1408文字
会話率:14%