素敵なチビちゃん。
一人と一匹。
最終更新:2020-11-24 01:18:55
4983文字
会話率:50%
以前仕えていた屋敷で、主人が働いていた不正を偶然にも暴いてしまった。
冤罪を着せられ、ありもしない罪で投獄されたオレは復讐心を育て続けた。
しかし、外に出たとき既に復讐は終わってしまっていた。
復讐相手は勝手に自滅し破産していたことを知っ
た。
行き場をなくした復讐心をもてあましていると、やつの娘であった双子の姉妹を見つける。
―――奴隷という形で
手を尽くし、とうとう姉妹を手に入れたオレがやることは一つ。
とりあえず、腹筋だ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-13 17:04:01
25786文字
会話率:41%
明治三十年ごろ、芸妓の娘として生まれたみつは、華族の櫻澤伯爵 融に見初められ、養女として引き取られる。
みつが融がかつて心から愛した女性、異母妹のめいによく似ていたためだ。
融との子を身ごもっためいは、鎌倉にある別邸に追いやられる。当時忌み
嫌われていた双生児を出産したのち、鬼籍の人となった。
双生児はその存在を隠すため、そのまま鎌倉に住むことを余儀なくされ、ほとんど外に出ることもなく成長していった。
みつは融の妻に階段から突き落とされて大怪我を負う。みつを守るため、融は双生児の住む鎌倉の屋敷に彼女を住ませることにする。融を愛し始めていたみつも、自分がほかの女性の身代りであったと知り、彼から離れる決意をする。
双生児は、蒲柳の質で気難しい透と闊達で画才のある明の二人で、それぞれみつに惹かれてゆく。やがてみつも二人を愛し始め、三人は事実上の夫婦となる。
三人での暮らしは幸せなものだったが、明の絵が、東京帝国大学に招聘された英国人の建築家に見いだされる。
建築家は明を英国に連れて行きたいと申し出る。
明は透を残していけないと断るが、それを知った透は激怒し、明とみつに対して辛く当たる。透のみつに対する態度に明も激怒し、双生児はついに絶縁する。
明はみつを連れて出ていくが、透の本心を知りたいみつは、一人で鎌倉に戻る。
そのとき透は初めてみつに弱さを見せる。みつは日本に残る決意をする。
明はみつと透を残して渡欧し、やがてフランスに辿りつき、成功を収める。
そんな明のもとに、透とみつが関東大震災で亡くなったという知らせが入る。帰国した彼を透とみつの娘が出迎える。明は透とみつを偲び、娘と親子として暮らすことにする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-02 00:20:24
102841文字
会話率:33%
大学、職場が同じだった友人の葬式。男は気になる事があった。それは友人の娘が自分に似ているところだ。もちろん、その妻と関係をもったのも事実だった。
最終更新:2016-12-24 05:02:35
1552文字
会話率:48%
小さい頃。母に隠れて父はこっそり俺を迷宮に連れて行った。目の前に広がったのは草原や高野。獰猛なモンスター。ひたすら踊っているモンスターなどを見たりした。数少ない幼い頃の冒険の記憶。しかし、それだけで俺を虜にするのには十分だった。俺は求めた。
三つの宮殿に眠る最高級のドロップ品とスキルカードを。絶賛家出中の皇子は美しい女性と出会った。彼女は奴隷でしかし、ある国の姫で……。時に冒険。時に人助け。そんな気紛れ皇子の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-23 20:00:00
43201文字
会話率:13%