マイリム王国の王立中央学園に、隣国フリーツア王国から一か月間留学していたオルキーデは、充実した留学期間を終えようとしていた。
最後の授業となる舞踏会で、友人のコレットと語らっていると、コレットの婚約者でもあるノルベル第三王子殿下が割り込んで
きた。その上、コレットと婚約を解消して、オルキーデと結婚すると言い出したのだ。
オルキーデはそれをきっぱりと断わる。だって――。
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タイトル詐欺に近いかもしれませんが、のんびりしたお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 08:30:00
9489文字
会話率:38%