幼い頃に凄惨な事件の生き残りとなった百香はその記憶を封じ、何も思い出せないまま成長した。
そして彼女は見つかる。響という青年に。
彼は過去の百香と交流があり、記憶を失った彼女に急接近する。
「何故、忘れている?」
響を知らない百
香。
忘れているなら思い出させよう。
炯眼に眼を光らせる響と、それに全く気づかぬ百香の、ドタバタ物語が始まった。
カクヨムより転載です。多少の加筆はありますが、ほぼ変わりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 16:00:00
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会話率:27%