一日目。
私はなぜか、肉の味に嫌悪感を抱いた。
何故か血の赤を想起した。
柔らかい。内蔵を食んでいる錯覚に陥った。
この料理と、死肉の違いがわからなくなった。
ただ、ソースをかけすぎただけだとは思う。
まずい料理を食べると、嫌悪感が長引く。
同時に私は白黒の本を読んでいた。
絢爛に装飾された死の世界について。
私の脳内でこの2つの情報が混ざり合った。
そして、それを一つのもののように定義した。
しかし。
おそらく。違う。
しかし。
しかし…折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-28 06:38:28
416文字
会話率:0%
とっても面白かろう(interesting)と手をわきわきさせながら書いたら五千文字超えた。意味論とか語用論の範疇だとは思う。
最終更新:2023-05-04 12:00:00
6204文字
会話率:3%
インスパイア系童話。
貧しい生活をしていた二人の兄妹が、親に捨てられるお話。
なんやかんやで、何だか怪しい魔女の家に行くはめになり――――⁉
最終更新:2022-01-30 23:04:29
2383文字
会話率:54%
俺は大輔。30歳独身だ。3人の中学時代からの友人との飲み会でVRMMOの話題で盛り上がる。
全員酒も回り、酔った勢いで突然俺に告白する友人。VRMMOの話も混ざって中二チックだ。
だが、俺は昔から極貧生活で今も無職で貯金と言えるほどの金銭は
持っていない。
俺は独り身を貫くと思っていた。
過去に仕事を転々としてた事があるので、一般技術関連の能力は人並み以上だとは思う。料理屋で魚のさばき方を覚えてたり、服屋で働いてたので洋服のセンスも人並みだったり、新聞配達の営業と配達で得た忍耐力と体力などなど、たとえ無一文で異世界に行っても俺なら生き残れると心ではいつも思っていた。
まぁ、こんな展開で異世界に行くとは思いもしなかったが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 01:02:10
119202文字
会話率:12%
森川和也49歳は怪我で自宅療養中、気分転換にドライブ中にリン(黒猫)と出会う。リンは彼に魔王を感じ、良く分からないまま、和也は巻き込まれていく。
最終更新:2020-06-23 22:06:28
9764文字
会話率:44%
俺の名前は榊真琴(さかきまこと)。特別な力なんか持っていない、ただの普通の一般人。まあ、周りを見れば俺が一般人だということが十分に分かると思うが。
それはさておき、俺の住む力帝都市ヴァルハラでは、それこそ能力者だの魔法使いだの無人操作の
殺人ロボットが街を闊歩し、戦い、力を誇示し合っている。そんな中でなんの力も持たない俺が、必死こいて生き延びているのは我ながらとても涙ぐましい努力だとは思う。うん、最弱だけど逃げ足は最強かな。
それで、そんな俺がある日能力に目覚め、その引き金が女の子になる事だったなんて、夢にも考えなかったんだけどさ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-02 01:54:51
627178文字
会話率:64%
異世界召喚ってあるじゃん?
あれの王道パターンと言えば王城に召喚されて髭面の国王か美人な王女に魔王を倒して世界を救ってくれってのが定番だと思う。最近は定番過ぎて逆に珍しくなってきてるけど。
それはさておき。
王城に召喚以外にも色
んなパターンが異世界召喚にはある。
王城が神殿になったりだとか、ダンジョンマスターに召喚されたりとか……。
その中で比較的思い付きやすいのが空中に召喚されるパターンだと思う。
まぁ、あれは演出としてはかなり優秀だとは思う。一目で異世界だってものが目に付くし、地上から空中に移動することで一気に非現実の世界に引き込めるからね。
だがちょっと待って欲しい。
空中に召喚された異世界ものの主人公は様々な理由で助かる。
魔法陣で融和されたり、下にドラゴンがいたり、神様の力で助かったり……。
しかし、普通に考えてみて欲しい。
あたりの風景が見渡せる……つまり山より上の高さから落ちて、しかも魔法的ファクターが何も無ければどうなるか?
うん、普通に死ぬね。
てか、……死んだよ?俺。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-27 15:59:59
95752文字
会話率:20%
この10年で幽霊は簡単に退治できるようになってしまった。
※残酷な描写は保険です。多分なくても大丈夫だとは思う。怪談も一応幽霊だから入れといただけでホラー要素皆無です。
最終更新:2016-09-17 01:16:33
1541文字
会話率:0%
生前、あの人はいつもこう言っていた。
「裕太。お前にはまだわからないだろう。
ただ、将来女の子とお付き合いすることになったら気をつけることはなんだと思う?」
「自分とのあいしょ~?」
「違うっ
物語を読むことだよっ!!平坦な道のりは間違いな
くバッドエンドにつながっている!!よく覚えておけっ」
当時は……いや、今から考えてもくだらない考えだとは思う。
だが、あの人がいた頃、僕の毎日は輝いていた、ように思う。
そして、何故かあの人が否定されることに腹が立つ。
確かに、あの人は現実と空想に境目がなかったかもしれない。
けれど、それの何が悪い。
あんなに明るい空間を作った。
あんなに笑い絶えぬ空間を作った。
その力を僕は羨望したんだ。
だから、僕は高校デビューを前にして誓った。
例え、それが出来損ないの道下であっても僕はそれを演じる。
そう。僕が厨二で何が悪い!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-15 16:00:00
3202文字
会話率:17%