ある日、世界中の人々にとある質問が投げ掛けられた事がありました。
それは、あまりにも突然でありきたりな問いかけに過ぎませんでした。
多くの人々にとって、そんな質問に答える機会などはなく、大半の人たちにとってはどうでもよく、本当にありきた
りな質問でしかありません。
誰しもが一度はされたり、自身で問いかけたことのある質問に、真面目に答える人は少なかったともいえます。
ですが、そんなありきたりな質問に答えた人々も少なくはありませんでした。
持つ者、持たざる者、虐げらし者たちのなかで、その問に反応し、激情にかられつつ、答えた人々も多く居たからです。
そんな、ありきたりな問いかけから始まる、変わり始めた世界の物語である。
注)この作品に登場する、個人、また団体や企業ならび、出てくる地方名や国、機関などとは全く関係なく、すべてはフィクションであるという事を、ご了承下さいますよう、お願い致します。
暇な時間に少しずつ書いて行きますので、不定期の作品となっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 00:00:00
5534文字
会話率:16%