Eクラスの超マイペースな少年ーー《九々津 六夜》は、今日も授業をサボっている。
自分を叱る後輩や、席をとっておいてくれる友人たち。自分がどう見られようとも構わない、マイペースで怠惰な魔法師。魔法を行使し、魔獣を殺す。
そんな学園で浮き、馴染
めないがそれでもいい。
けれど、そんな考えは、捨てたくもある。
「先輩、またサボりですか?」
「六夜よぉ、たまにゃ俺にもサボらせろ」
「あはは、眠そうだね、六夜君」
まあ、でも、けれど、だけど。
このままでも、いいのかな。
これは魔法学園での恋愛、バトル、ファンタジーと魔法の世界。今日も少年は、同じセリフを口にする。
「……眠てぇ、なあ」
現在、200000PV突破。ユニーク30000超えました。ビックリしました。読んでくれた方たちに感謝しますッッッッッッ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-14 00:00:00
97477文字
会話率:39%