いじめが原因で小4から中学に上がるまで不登校だった主人公、白金友輝(しらがねゆうき)は、中高一貫校に進学したが中等部に上がってからほぼ誰とも話さず過ごしていた。
そして中等部最後の2月。
高等部に上がってもこのままの生活が繰り返すのかと思っ
ていたが、担任の高原先生から知り合いの子に会ってほしいとたのまれる。
いやいや承諾して待ち合わせの公園で待っていると目の前に小柄で白い髪、白い肌をした可愛らしい少女が立っていた。
戸惑う友輝に白い少女は一生懸命に口を開けたり、閉じたりしている。
友輝が途方に暮れていると高原先生がやってきて彼女を紹介する。
白雪ビェールカ小学6年生、今年から中学生で友輝の学校に進学する。
友輝と同じく小4でいじめにあう。
それからまもなく階段から転落、大ケガを負う。
そのショックで1年間寝たきりで目を覚まさなかった。
目覚めた彼女は読み書きは出来るが他の記憶は一切覚えていないいわゆる記憶喪失になる。
さらに声を上手く出せなくなってしまっていた。
友輝は高原先生に彼女の助けになってほしいと頼まれる。
中等部の校舎と高等部の校舎を繋ぐ廊下の端にある空き教室で友輝とビェールカの学園生活がはじまる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-18 12:00:00
1375文字
会話率:45%