VRMMO《Struggle to blood sword》のサービスが開始された。、このゲームにハマった俺は当然プレイを開始する。しかし《Struggle to blood sword》はクリアするまでログアウト不能のデスゲームだった。
其処まではよかったのだ其処までは。
「―すいませんどなたでしょう?」
―一緒に入った妹に捨てられ―
「―私はまだ死にたくないんだ!」
―友人にも逃げられた―
『うん、メンドクサ』
刀片手に苦笑した少年は残念なことになっている自身の状況に打開策を―
『見出す前にこのざま…!』
バグか仕様か不明な穴にフライアウェイしてしまった少年。
『mobに刀を折られわ…道具屋にも行けてねえから初心者用の道具しかねえわ…』
「…積んだかなー人生」
―それでも。
『俺にだってあきらめきれんものの一つや二つあってもいい―よなぁ?』
―浮かぶのは誰かの顔、忘却の彼方それでも確かにあったもの。
三人まで頼めるアドバイザーに友人を指定、自身に出来うる最大級の努力をすると誓った少年のお話。
「さあー今日も今日とてカンストさせつつ、生きあがくとしましょうか。」
今更な追記ですがこの小説はいくつかの通常巻き込まれてmmoに入った人間のお話と違い主人公が少し奇妙な経緯をたどって(正確に言えばそういう設定が生えてきました)いるため。
通常の主人公に比べ共感しにくかったり、精神的にひどくおかしいことになっています。
物理面でのチートが働かない代わりに(まあ、修行したりして強くはなりますが)友人たちがチートな助言をしたりします、ついでに魔法とか(普及してませんが)アリなので
そういった展開が苦手な方はご注意ください。
ご意見ご感想文句と等々あればお寄せください。
お待たせしました、お待たせしすぎで。
誰だよお前。
と言われても文句が言えないクーリヨウです。
とりあえずの改稿が終わりましたので本日より投稿作業に入りますが
「これだけ時間かけといてこの出来とか何ふざけてんの?出来損ないなの?」
と言われてもしかたない出来のものかと思います。
そんな稚作ですがよろしければ適当に無聊を慰めるのにご使用いただければ幸いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-25 12:28:55
14418文字
会話率:29%