貴族学院の卒業パーティが開かれた王宮の大広間に、今、第二王子の大声が響いた。
「マリアージェ・レネ=リズボーン! 性悪なおまえとの婚約をこの場で破棄する!」
王子の傍らには小動物系の可愛らしい男爵令嬢が纏わりついていた。……なんてテンプレ。
背後に控える愚か者どもと合わせて『四馬鹿次男ズwithビッチ』が、意気揚々と筆頭公爵家令嬢たるわたしを断罪するという。
受け立ってやろうじゃない。すべては予定調和の茶番劇。断罪返しだ!
そしてこの舞台裏では、王位簒奪を企てた派閥の粛清の嵐が吹き荒れていた!
※短編目指してましたが二万字超えた所で諦めて連載にしました。全五話(たぶん)です。
※設定はゆるいです。暖かい目でお読みください。
※主人公の心の声は罵詈雑言、口が悪いです。気分を害した方は申し訳ありませんがブラウザバックで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 10:00:00
85216文字
会話率:23%
「このゲームには世界の真理がある」
そうコメントした制作者遠藤岳人、黒いうわさが後を立たない政治家から制作されたこのゲームはとてつもない完成度であった。
そのβテストに受かった須藤菜々美は嬉々としてβテストに参加する。
…裏があることも知ら
ずに…。
これは菜々美がこのゲームでどう「生きていくか」を主題にしていきたいと思います。
処女作ですとりあえず文章力皆無なので感想でここがおかしいなど指摘をしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-05 00:00:00
26187文字
会話率:21%