マフィアの首領の愛娘アイリスは、頻繁に命を狙われる。
専属ボディガードであるジェイクはアイリスに対し特別な想いを抱えながらも、それを伝えることなくアイリスを守り続けてきた。
アイリスもジェイクを憎からず想っていることは周囲にもバレバレで、し
かし主従関係にある二人は関係を深めようとしない。
そんなじれったい二人をくっ付けようと画策する四人の姿があって……?
※柴野いずみ様主催『#匿名両片想いな二人短編企画』参加作品でした※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 20:14:31
3886文字
会話率:51%
「歌姫メアリー、お前が此度の連続殺人の犯人だ!」
聖女に次ぐ象徴である歌姫メアリーは歌魔法《禍歌》のスペシャリストという理由だけで殺人犯の汚名を着せられ《呪われた歌姫メアリー》という二つ名が広まってしまう。
ここ歌の国カントゥスでは、王家
、教会(歌姫も含む)、貴族――そして人外貴族という四つの権力が絶妙なバランスを保つことで成立している。
噂を聞いて嫌味を言ってくる騎士団副長イザークに、メアリーは嫌味を返す。いつもの言い合い。けれど本心は――。
「(……このままではダメ、だな。素直に好きだと、お前が心配で大切だ――って、普通じゃない俺が言ってもコイツは受け入れるんだろうか)」
(態度が悪いのは私だけ。そう考えると凹むなぁ。イザークがもう少し捻くれた言い方や、嫌味を言わなければ……私だって……)
お互いにある秘密を持つのもあり、素直になれないでいた。
両片思いなじれったい二人だったが――。
「近年、立て続けに起こる人外が絡む未解決事件を考え、「教皇聖下及び国王陛下から専門部隊を作るように勅命が下った。イザーク、そしてナイトメア伯爵、歌姫メアリー嬢の三人を軸に未解決事件も含めて対応をしてもらう」
「は? はあああああああああああ!?」
「え? ええええええええええええ!?」
「おお、息ぴったりだな」
「いやいや! なんでそんな危険な任務に、この猪突猛進女を!?」
「ロバート様! なんでそんな大事なお仕事で人選ミスをしたんですか!?」
「ハハハハッツ! 最高権力者の独断と偏見だ! 諦めろ!」
幼馴染みの騎士団副長イザークと、《呪い食い》の異名を持つ人外貴族ルーベルトと未解決事件専門の騎士団特別室が設立する。
お互いの持つ秘密や過去が明らかになっていく途中で、魔界と地上のゴタゴタに巻き込まれてしまい――イザークとメアリーの距離も大きく変わっていく。
これは魔王の庇護下にある地上と魔界も巻き込んだ、人外事件簿である。
※ミステリーお決まりの密室殺人とか、列車旅行、逃亡劇など出てきますがサスペンス要素が強いですたぶん。
主な登場人物
■メアリー・イルマシェ(19)
→元侯爵令嬢、現在は歌姫。
■イザーク・バルツァー(23)
→男爵家の三男。騎士団副長
■ルーベルト・ナイトメア伯爵(???)
→人外貴族
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 21:11:41
84226文字
会話率:47%
ワケあって、ちょっとおっかなびっくり生きている娘が、めちゃくちゃ色っぽいワケありのイケメンに嫁ぐ物語です。
藤村彦乃は18歳。質実な家の娘。
堂本穂波は29歳。伯爵家から独立し、華族の身分を捨てた平民。妻に先立たれ、3歳の息子・雪を育てて
いる。
穂波は、貿易商に化けている悪魔・斎門匠(サイモン・タッカー)に雪を人質に取られ、奴隷同然に使役されている。
彦乃と穂波は伯爵家の観桜会で出会い、互いに相手を強く意識するようになる。
だが、帝都には魔女ミリセント、死神ホリデイなど、魔の者たちが次々に現れ、斎門と絡みつつ、彦乃と穂波を翻弄する。斎門は、ある考えから、二人を強引に結婚させる。
彦乃を自分の運命に巻き込んでしまった。そう悩む穂波は、婚姻後も、婚約者同士として暮らすことを提案する。
※過去に投稿した作品を加筆修正した改稿版です
※カクヨム、エブリスタにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 21:35:32
360736文字
会話率:40%
タヌキさんに恋しちゃった絶壁系主人公と、まな板に翻弄されちゃうタヌキさん。
タヌキさんの経営するお湯屋『月の湯』で繰り広げられる、手に汗握らない2人の攻防戦。
サブタイトルはノリと勢い…なので、内容と合ってなかったり合ってなかったり、あと
合ってなかったりします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 11:49:42
12817文字
会話率:17%
十七歳の誕生日――
誰からも愛されずに生きてきた沙良の目の前に、シヴァと名乗る男があらわれる。
お前は生贄だと告げられ、異界に連れてこられた沙良は、シヴァの正体が魔王だと教えられて……。
じれったい二人と、二人を引っ掻き回す周囲との、どたば
たラブコメディです。
※第二話開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 22:00:00
260624文字
会話率:36%
春から高校生になる八雲 柊は、春休みのとある日、オープンしたばかりのアロマ雑貨店へ足を運ぶ。そこには小柄な黒髪の少女、水篠 雷花がいた。雷花は自身の過去の出来事から、本の中に何気なく書かれているようなありふれた学校生活、青春に憧れていた。そ
の気持ちを知った柊は微力ながら力になろうと心に決める。行事の実行委員になったり放課後に友達と寄り道をしたり、休日には二人でデートに行ったり。柊が傍にいないと押しに弱く自己主張が苦手な雷花は、時々トラブルに巻き込まれることもあるが、その度に柊に助けてもらう。雷花は柊に対して抱いている気持ちは謝恩か、尊敬か、それとももっと特別なものなのか悩み始める。そんな中自分の気持ちを自覚しなければならない出来事が起き...。これはじれったい二人を見守るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-11 07:00:00
6296文字
会話率:50%
仮面舞踏会の難攻不落の華と言われているレディ・バイオレット。
その謎めいた令嬢の正体は、中流階級の娘・リコリスで、普段は伯爵家で家庭教師として働いている。
生徒であるお嬢様二人の兄・オーランドは、何故かリコリスに冷たくあたっているのだが、そ
んな彼が本気で恋をした相手は――レディ・バイオレット!?
リコリスはオーランドを騙したまま逃げ切れるのか?
オーランドはバイオレットの正体に気付くのか?
……という、じれったい二人の恋愛ものです。
(2019年に投稿した『レディ・バイオレットの華麗なる二重生活』という作品を改題・改稿したものになります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 14:00:33
70499文字
会話率:42%
小さい頃から幼なじみの黒炎(こくえん)くんのことが好きな朱里(あかり)。そんな彼は引っ越してしまい、気持ちは伝えられず。しかし、高校で再会することができ、それを喜ぶ朱里だったが、彼は以前とは変わっていて……。
だけど、黒炎くんのお家にお泊
りしたり、遊園地では朱里にとって驚くハプニングが!?二人の距離はどんどん近づいて……。イケメンの幼なじみにドキドキが止まらない!じれったい二人の恋の行方は……?
この恋は本気なんです……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 13:54:19
116613文字
会話率:49%
病弱な男爵令嬢ミランダは幼い頃、冒険者にもらったテントを大切にしている。
いつかこのテントを持って冒険にでるのよ……!
そんな淡い夢を抱きながら、田舎である領地にて穏やかな生活をしていた。
ところが双子の姉ロンダに伯爵家の息子アルファ
との婚約話がきて、のっぴきならない事情によりミランダは身代わりとして、アルファの前に出てくることになってしまった。
少しじれったい二人のほのぼのストーリーです。
……と思ってましたが、甘い甘いとのコメントをうけて、婚約編からは砂糖過多の甘々、イチャイチャ話です。
(特にヒーロー視点は激甘です)
※この話は短編「どうせ身代わりで嫁いだ身ですので、離婚してくださいませ、旦那様」の話をふくらませたものです。
※短編とは設定と話の流れを変えております。
※エブリスタでも公開しています。
※改稿作業中。(出会編改稿済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-08 07:59:53
164655文字
会話率:46%
樋口香代子。
27歳、会社員。
あだ名、カヨ
坂本靖雄。
27歳、香代子の同僚。
あだ名、ヤス
同期で同じ部署の二人。
じれったい二人の恋の進展は?
短編と言いつつも長いですけど、よろしければどうぞ。
他のサイトで公開して
たこともありますが、こちらに引っ越ししてきました。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-01 00:00:00
5309文字
会話率:40%
江戸から少し離れた街道沿いにある宿場町。連日旅人や町人で賑わうこの町で、元気が取り柄の老舗旅館の看板娘と、幼馴染の和菓子屋の見習い息子。幼馴染の定番なじれったい二人に舞い込むのは、将来と跡継ぎ問題と…もう一人の幼馴染とのお見合い話?!
甘く
切ない恋心を待ってはくれない大人の事情に、どうする若人!
江戸時代の町娘を主人公に、和菓子のように甘く、青春なので爽やかな後味で、時々熱い殴り合いという名の友情を交えてお送りします。
※登場人物はご都合主義のため皆様優しく、作者は主人公のハッピーエンドしか書かないので安心してお楽しみください! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-16 23:54:54
28754文字
会話率:42%
■お題はこちらからお借りしております。
→http://toy.ohuda.com/
「じれったい二人に15題」■
拙作『勇者さん!魔王ですよ!!』
http://ncode.syosetu.com/n7751bh/
の番外編です。1話
完結。お好きなところから、どぞ。
※ 自サイト http://seesaawiki.jp/ymss/ にも載せておりますが、「なろう」のほうがメインです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-17 12:00:00
11390文字
会話率:82%
地元を離れ一人暮らしをする一介の大学生、氷室翔一。その向かい側に越してきたのは、同じ地元で小学校以来の幼馴染、菱村彩里。
中学の途中から高校いっぱい絶交状態だったのだが、偶然にも同じ大学の同じ学部に通うことになっていて、挙句の果てには下
宿先の建物も同じという腐れ縁どころかもはや跡形もなく分解されているレベルの付き合いとなってしまった。
あまりにもな偶然に戸惑いつつも、4年ぶりに口を利いて何とか和解した二人。何やかんやで互いに意識してなさそうだったりしてそうだったりといった様子で月日を過ごしてきた。
そんな中のとある一日。12月24日木曜日のお話。
※ラブコメ目指して始めて書きました。ラブコメになってると良いなぁ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-25 00:37:19
2623文字
会話率:70%
「月のころはさらなり」の続編です。時代は1950年代。今回は咲耶視点で送ります。距離を詰め切れないじれったい二人のお話。
最終更新:2014-08-15 17:00:00
6593文字
会話率:36%
勘違い娘とワケありの旦那様。
じれったい二人が、離婚騒動でようやくくっつく話。
※息抜きに、前書いてたものを改稿して投稿しました。
最終更新:2014-08-13 01:08:34
3621文字
会話率:34%