繭子には人ではない、不思議な友人がいる。
月に一度、満開の花を一緒に見てお茶を飲む、そんな関係。
だがある日、繭子は彼にしばらく会えないと言われてしまう。
「次は雪華草を見に行きましょう」
その約束を頼りに、繭子はお茶会の誘
いを待つ。
けれど1ヶ月が過ぎて、2ヶ月が過ぎて、半年がたって。
あっという間に1年が過ぎて、雪華草の咲く季節がまた終わってしまう。
そして2月、珍しく繭子の住む街に雪が積もった……。
全5話、15日の7時までに完結します。
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藤乃 澄乃さま主催、「冬のキラキラ恋彩企画」参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-15 07:00:00
5186文字
会話率:20%