ただの人間から神へと上り詰めてしまった一人の男は、魂の霊格に耐え切れずにあっさりと長い人生に終止符を打ってしまう。それも仕方ないと諦めていたのだが、神から天界への受け入れを拒否されてしまい、しかも魂の格が高過ぎて記憶と人格の消去もできない
ままで転生するしかないと告げられてしまった。
別に良いんじゃね?
特に困る事を思いつかなかった彼は、自分を保ったまま転生を果たし、新たな世界へと降臨した。
しかし、その世界は割と滅びの窮地に陥っていて、彼にはそれを解決する手段があったりするのだが、
いや、私は君臨するだけだし。
これは、傍観を決め込む彼が滅びの世界に身を投じるお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-25 18:19:51
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会話率:14%