昭和60年のある日。
とある出版社に務める編集員が上司に資料を纏めろと言われた。
格闘戦自慢の搭乗員から遅い上に旋回性能が悪いと嫌われた零戦が何故ある程度活躍できたのかを調べろ。調べた結果を基にノンフィクション調で書き手に任せる。
景気が良
いから出せば売れる可能性は高い。
売れ行きによってはボーナス増額もあるな。
既に戦後40年。資料は散逸し、当時を知る人達の中には鬼籍に入ってしまった人も多い。
その中で頑張ったのが以下の編集に役立てるための雑文である。
山口多聞氏の架空戦記創作大会2024夏、参加作。お題は2。
全て架空の人物と企業です。
全4話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 05:00:00
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会話率:5%