俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈を
していたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 12:00:00
405142文字
会話率:40%
セダ王国の王女リディアは、かつての敵国であった隣国ラダクール王国の王太子と婚約していた。そして婚前留学をするよう命じられたリディアの元に、護衛騎士となる男が挨拶に訪れる。
グレイ・ノアールと名乗った男の顔を見て、リディアは気を失い目覚
めた時には前世の記憶を取り戻していた。
そしてここが『プロフィティア ~転生の予言者~』という、流行の異世界転生を扱った乙女ゲームだったということを思い出す。
でも待って。異世界転生をしたはずの私は、ヒロインではなく悪役王女なの?
そしてリディアは自分の護衛騎士を見て困惑する。たしかゲームでは『クレイ』という名前で、白い髪と青い瞳を持つ白騎士と呼ばれた男だったはず。それが、黒い髪に黒い瞳を持つ『グレイ』という人物に成り代わり、私の側に居る。
私の初恋で最推しだったクレイを返してほしい。
しかしリディアにはこの現象に思い当たることがあった。
それは、ゲームには付きものである“バグ”。この乙女ゲームには、ファンの間で有名なバグがあった。それはクレイだけに起きる現象“バグレイ”の存在。
もしかしたら、彼は“バグレイ”なのだろうか?
そうであるとしたら、私の運命は何か変わってしまうのかしら……?
*タイトルはこんな感じですが、割とシリアスなお話です。
*三十話程度の中編になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 21:06:24
87252文字
会話率:23%
おっさん冒険者、ケインは万年Cランクとして有名だった。それというのはケインに与えられたギフトが【封印術】というモンスターを低確率で封印するだけのギフトだったからである。
そしてケプラー暦391年、エスポワール王国にSSSランクモンスタ
ー【神獣】フェンリルが襲い掛かった。国民達はなす術なく蹂躙され、このまま国家滅亡に陥るかと思いきや、【神獣】フェンリルの前におっさん冒険者ケインが立ちはだかる。
(確率は0.01%。成功なんてする訳ない。でもやるしかないんだ!)
【封印術】の虹色のエフェクトが火の海になったエスポワール王国で光る。
発光が終わり、立っていたのはケインのみだった。【神獣】フェンリルはケインの中に封印された。
「あれ?ステータスがバグってる」
その後フェンリルの影響で全ステータスがSに。エスポワール王国の英雄となったケインは今まで俺を見下していたギルドをおさらばして新天地で英雄譚を紡ぐ。
人類最強となったケインのやり直しの旅。
「ちょ、ちょっと待ってください!ケインさん!もう一度ギルドで冒険者してくれませんか!?」
「俺のフェンリルの機嫌が良い内にとっとと失せな」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 16:30:55
3817文字
会話率:44%
はやく目を覚ましてくれ。王子の行動がひどすぎて周りの人間も多少、脳みそがバグってるっぽい。(※重複投稿作品)
最終更新:2023-11-16 18:00:00
1921文字
会話率:26%
中学最後の卒業式の日、雪喰六華は、三年間片思いしていた朝比奈雪音に告白をした。
六華は、女の子同士だから無理だと思いながらも、最後だからと気持ちにけりをつけるため勇気を振り絞って告白した。
告白した結果、予想外にも朝比奈からの返事は
OKだった。
それから数カ月が経ち、高校生になった六華は、とある不満を抱えていた。それは、雪音の人気についてだ。彼女はとても明るく、男女問わず分け隔てなく接する。
そんな雪音を見た六華は、彼女を自分に依存させることにした。
そして、雪音を依存させるための計画を立てた六華は、それを実行に移していくのであった--
これは、愛が重い女の子が、彼女を自分に依存させ、大好きな彼女との揺らぐことのない繋がりを作るお話。
※この作品はフィクションなので、実際にこれをやって恋人が依存するとは限りません。ご注意ください。
※前作「ヤンデレ幼馴染から私は逃げられない」と、連載中の「距離感がバグってる同居人はときどき訛る。」も読んでいただけると嬉しいです。
※面白いと思ったら☆や感想をお願いします。また、感想や誤字脱字報告もお待ちしてますので、よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 12:09:35
126330文字
会話率:41%
迷宮が地上に現れ10年、私の家の庭にも迷宮が現れた。それはとんでもない迷宮で初めてそこに足を踏み入れたことにより取得したスキルが無かったら私は生きていなかった。そのせいもあり私が管理をすることになったのだが、はっきり言って迷宮なんていらない
。だけど放置するのは危険なので、早いところ破壊してしまいたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 21:00:00
22772文字
会話率:53%
拉致にも等しい異世界召喚被害に遭う疲れた社会人の男。
挙げ句得られたギフトは不具合だらけで評価は無能。
身元保証も路銀も情報も、何一つ与えられることなく放逐されて詰んだと思いきや?
最終更新:2022-04-30 19:13:03
1885文字
会話率:16%
まずはじめに、これはパーティー追放された男の物語である。
魔王が滅び去って幾百年、かつての脅威は忘れ去られて久しく今では童話に語られるばかり。
そんな世の中で人々の関心は魔王の遺産「ダンジョン」に移って行った。
娯楽であり、生活に
欠かせない魔石の大事な産出源であるダンジョンに挑む冒険者は一般市民にとって人気の職業となった。
技術の進歩によって、人の才能を測る魔導具が現れた事によってその熱はより一層激しいものとなった。
人生の指針となるジョブに関する研究は日々行われ、そのすべてを解明せんとする学者たちによって様々な特性が明らかにされた。
有能な裏方仕事を評価されない理不尽な追放?隠された能力?使い方が違うだけ?実はステータスがバグってる?そんなものは100年前の話だろうと笑われる。
そんな世界で追放されるのは一体どんな理由なのだろう。
これは、理不尽な追放物語なんてない世界の追放物語。
ザマーミロヤの英雄譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 17:00:00
50673文字
会話率:29%
異世界に転生したけど、どうにも様子がおかしいんだ。僕の視覚と聴覚がバグってる。おそらく間違えて踏切の向こう側にあるホラー世界に来ちゃったんだ、なのでもう一回転生を目指してみる。
R-15は保険です。
ホラーが書きたかったけれども異
世界ものになってしまった感じの話。すごく短いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-08 01:11:49
4584文字
会話率:6%
異世界にも関わらずまるで現実と同じように「就職しろ」と言われたので仕方なく転職の神殿に向かった就職浪人中のタケマサは「殺人でみんなを笑顔にするの」と何度聞いてもセリフがバグってるとしか思えない女の子ティルミアと出会う。
総じて運動不足が
蔓延する現代日本からやってきた運動神経ゼロのタケマサと、戦闘能力と引き換えに良識という名のブレーキが壊れがちなティルミアの珍道中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 00:20:38
481293文字
会話率:58%
「とりあえずお前への手土産に、城を17700万ゴールドで買っておいた」「手土産で城を買うとか何考えてるんですか!?」
庶民として生まれ育った聖女様を、金銭感覚の壊れた美貌のクーデレ侯爵が溺愛する話。とんでもない勢いで金を吹き飛ばす侯爵様を普
通の金銭感覚に戻すため、聖女の節約教育が今始まる――!
大体ギャグです。とにかくすごい勢いで金が飛びます。偶に努力の結果抑制に成功します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-20 18:38:29
37078文字
会話率:60%
俺は転生者だ。前世では何も考えずに無難に生きていた。だがある雨の日会社に行く途中濡れた駅の階段で滑って落ちてあっけなく死んだ。
そして気が付いたら異世界に転生していた。そしてチートだった。身体能力や魔力がバグってるんじゃないかというくら
いチートだった。
俺はこの力を使ってこの世界で無双してやろうと思っていたのだがやめた。理由は俺にはものすごく仲がいい幼馴染の娘がいて、このままこの村でかわいい幼馴染と結婚してスローライフを送るのもいいんじゃないかと思ったからだ。
俺が森で狩りをし、妻となった幼馴染が家で家事と子供の面倒を見る。前世でも少し憧れていた田舎暮らし。素晴らしいと思う。幼馴染も賛同してくれた。
俺はこのまま何事もなくこの理想の未来を手に入れることができると思っていた。
あの日、あの男、村長の息子が勇者に選ばれるまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-10 22:13:41
4357文字
会話率:66%
とりあえず読んでみた方が早い!
だって自分でなに書いてのか分かんない!
VRだけどMMOじゃない!
だけどタグがこれしかない!
とりあえず言える事は、アイテムボックスが
バグッたら意外と面白いそうじゃない!?
最終更新:2018-10-02 13:16:46
31379文字
会話率:55%
誰だって予感はしていた。
世界は終わりかけている。
核兵器はあるが使わない事で平和に…
幻想だって分かっていた。
だからもう一度VR機器を手に取る
世界に希望がないからゲームに希望を取りに行こう
最終更新:2018-09-27 07:57:00
3116文字
会話率:30%
平々凡々な大学生活を送ってきた小山さくらは、ある日不幸にも通り魔に襲われ命をおとす。
前世で恋愛を全く経験できずに死んでいった彼女に、神は慈悲を施した。
「新しい人生をさしあげますから、今度はちゃんと恋愛してくださいね」
そうして彼女は、晴
れてキャッキャウフフなハーレム乙女ゲームのヒロインへと転生する。
これでイケメンと恋し放題!…が、なにかがおかしい。なんで乙女ゲームなのにヒロインの顔グラがバグってるの?なんでヒロインいじめられてんの?しかもなんでイケメンと恋愛するのに整形までしなくちゃならないわけ?気に食わんわ!こうなったからには、この初期のブサイク顔で今世を生き延びてやる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-14 12:15:15
26221文字
会話率:30%
ウェルヴェドという世界、ミスガニエという村に生まれた二人の神童が色々していく物語です
最終更新:2018-04-30 22:29:46
27005文字
会話率:57%
交通事故で何故か異世界転生してしまった一条兄弟。
姉はポジティブが服を着て歩いていると言う異名を持つ女子高生。
弟は自称頭脳派のネガティブ人間な中学生。
ひょんなことから転生しちゃったんだけど、あれ?なんか姉ちゃんのステータスバグってね?
姉はなんだかその事実が不服らしく、あまり話に触れたがらない…?
なんでだ?嘘は嫌いなはずの姉ちゃんが、僕に嘘をついてる?
しかも、異世界転生した先は僕らの周りの人間にそっくりな異世界人が続々登場?!
その人たちはなんだか現実にいた人たちとリンクしているようで…?
姉の嘘とは一体?
僕の存在はなんなんだ?
この世界に来たのは、何か意味があるような気がするんだー
教えて、姉ちゃん。
僕は誰なの?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-17 07:35:51
6792文字
会話率:37%
「みんな、ごめんね。これからこの中から数十人地獄にいってきて。」カミサマの唐突な一言。平穏な日常を過ごす天国の住人は大混乱。10年前に死んだサクラダユーサクは、訳も分からず地獄に行くことに...
ユーサクの地獄の日常が始まる。
最終更新:2017-01-24 19:27:38
1005文字
会話率:57%
俺の周りには夢を持っているやつがたくさんいる。
親に誇れる立派な人間になる
有名な魔法格闘技の選手になる
いつか学会で自分の魔術についての論文を発表したい
大学を卒業したら幼馴染三人で会社を立ち上げたい
羨ましいくらい夢に向かって進んで
いる奴らがいる。
でも俺には夢はない。なにかを望んでいるわけじゃあない。ただ毎日をダラダラと過ごしているだけ。
だからこそ、思う。そろそろ俺も夢を抱いてみてもいいんじゃないかと。
例えば……世界一は無理でも日本一の魔術師とか、さ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-18 13:32:27
17771文字
会話率:49%