主人公の霧雨勇樹は生前29歳の真面目な社会人だった。会社の帰りに不幸にも交通事故に遭いこの世を去ってしまう。あの世で神の使いエミリーと出会い、暇つぶしに神の作ったゲームの住人となり、ゲームをクリアしてもう一度人間として生まれ変わるか、本来の
来世であるフジツボとして生きるのかの選択肢を迫られることとなった。しかし、ゲームオーバーとなり、クリアすることが出来なかった場合は魂は消滅し、生物として来世を生きることができなくなるという。フジツボとして生きて行くぐらいなら危険を冒してでももう一度、人間として来世を生きる決断をした勇樹は神の作ったゲームの住人となり、ゲームクリアを目指す。神の作ったゲームの世界は冒険RPGの世界。だが、よくあるゲームの世界と違う点はこの世界の命は金であり、所持金がゼロになるとゲームオーバーとなり死んでしまう。しかも、様々な理由で所持金額が減って行くが、逆に増やしていく方法が限りなくすくない、鬼畜ムリゲー仕様になっていた。所持金を気にしながらの勇樹の冒険の旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-12 19:42:21
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