処刑寸前の悪役令嬢が、まさかの現代転生──
目を覚ましたら、女子高生になっておりましたの!?
文化祭でバズった“貴族漫才”をきっかけに、彼女は気づく。
「笑われる」と「笑わせる」は、まったく違いますわ。
毒舌と気品を武器に、剣も魔法も使わず
“笑い”で頂点へ!
目指すは、王座ではなく──お笑い界のてっぺんですわ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 19:10:00
25452文字
会話率:46%
私、沙也加と相方の秋実は、巨体女子&超美少年のお笑いコンビだ。名前は大阪キャッツ。二人は念願のお笑い新人グランプリをゲットするが、秋実が番組プロデューサーと特別な関係だからグランプリを獲れたのだと、ライバルたちから非難が浴びせられる。しか
し秋実は、そんなことはまったく気にせず、ずば抜けたルックスを武器に映画界にまで進出する。
そんなある日、私がずっと片思いをしているマネージャーの月原さんと、秋実がデキていることを知る。そのネタは写真週刊誌にすでに掴まれていたのだが、月原さんが準備した交換条件により、何とか逃れた。
秋実のせいでめまぐるしい毎日を過ごす私だったが、実は私にも恐ろしい秘密があった。私が所属するお笑いプロダクションの社長、佐伯太郎は、私の祖父なのだ。
その祖父から、ある日、信じられない幸運が舞い込んでくる。私と月原さんが結婚し、月原さんが祖父の会社の次期社長になるという話だ。月原さんは秋実のものだと諦めきっていた私に奇跡が起こる。そして私たち三人は、コンビ+マネージャーという不思議な運命共同体となる。しかし、秋実の月原さんへの独占欲は、そんな甘いものではなかった。
私と月原さんとの結婚から半年が経ち、大阪キャッツが久しぶりに二人揃ってワイドショーに出演することになる。その楽屋で、秋実がトイレに行っている間に彼のスマホが鳴り、私は着信画面を覗いてしまう。そこにはなんと、太郎という名前があった。私が世の中で一番尊敬し、愛する祖父の名前が・・・・・・。秋実は祖父とも関係を持っていたのだ。秋実は、月原さんを独占できないストレスを、私の祖父でありプロダクションの現社長である佐伯太郎から愛されることで自分をごまかそうとしているのだと私は感じた。
相方の数々の非常識な行動を受け入れ、それでも秋実のことを嫌いになれなかった私だったがもう限界だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 02:27:21
67263文字
会話率:23%
あらゆる業界でロボットが活躍する現代。その波は、ついにお笑い界にも押し寄せてきた。
この日、ベテランのピン芸人である彼は、楽屋でスーツに蝶ネクタイ姿のロボットと鉢合わせた。人型だが、軽量プラスチック製の白い顔をしており、ロボット感が丸出
しだ。人工皮で体を覆い、遠目から見ればほとんど人と見分けがつかないが、あえてそのままにしているらしい。
そういうところも気に入らないんだ。彼はふん、と鼻で笑った。
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最終更新:2025-03-24 11:00:00
1410文字
会話率:24%
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うだつのあがらない中堅漫才師、長瀬和春は絶望にうちひしがれていた。2日前にコンビを解消したので、正確にはもう漫才師でもない。
仕事もなく
金もない。おまけに才能が一番ない。同棲していた彼女も出て行った。
このまま芸人を続けていても、売れる見込みなんてあるわけがない。
21歳で初舞台を踏んでからの20年、努力らしいことは何もしてこなかった。唯一やったことといえば、これまでのM-1グランプリの決勝で行われたネタをすべて大学ノートに書き起こし、相棒と繰り返し繰り返し練習してきたことぐらいだ。
でも、そんなことになんの意味もなかった。
そりゃあそうだ。
いくら練習したところで、人様のネタを舞台でできるわけはないのだから。天才たちの漫才を研究し、分析すればするほど、ただ己の発想の貧弱さを思い知るだけだった。もちろんMー1の出場資格もとうの昔になくなっている。
この3冊のノートとともに、死のう。長瀬はそう決めた・・・はずだった。
青春時代を過ごした高校の教室の光景が、リアルな喧噪とともに目の前に立ち戻ってきた、そのときまでは。
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日本一の漫才師を決める大会「Mー1グランプリ」が産声をあげる4年前、お笑い界に彗星のごとく現れた天才高校生コンビがいた。
変幻自在のスタイルで、次から次に斬新な発想の漫才を披露しては爆笑をかっさらっていく2人。
その名は「パッチ&ワーク」。
彼らのネタは「未来の漫才」と評された。
劇場にとどまらず、テレビ局からも引っ張りだことなるまでにそう時間はかからなかった。
だが、この若きスターコンビは、2001年のM-1グランプリ開幕を待たず、ある日突然姿を消す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 06:17:56
39952文字
会話率:32%
魔界からやってきた二人の悪魔が、小劇場で漫才を披露する。
お笑い界のトップを目指す、二人の本当の目的とは……?
最終更新:2021-04-10 00:00:00
1937文字
会話率:0%
勇者と魔王がタッグを組んだ! はたして彼らは『お笑い界』の頂点を取れるのだろうか?
最終更新:2020-05-26 12:18:48
2671文字
会話率:100%
スネオなのにスネオヘアーじゃない?お笑い界のスーパー器用芸人の採点です。
この作品は同名のブログ、『採点!!なんでもランキング!!』にも掲載しています。
最終更新:2018-09-14 21:09:15
2228文字
会話率:4%
人間と妖怪のハーフ、半妖が社会に溶け込んで暮らす現代日本。
そこへ颯爽と現れた、雪女の半妖が噺家となり、お笑い界に参入!?
人間と半妖の織りなす、ドタバタ喜劇の開幕!
最終更新:2018-05-20 09:51:06
6875文字
会話率:44%
かつて一世を風靡したお笑い芸人 たけじは、後輩たちとの吞み会から帰る途中、一冊のノートを拾う
ためしに自分の相方の名前を書き、これが、デスノートであるか試してみるが、相方は死ななかった。
しかし、相方のきょうじは、それからひと月後、別の意味
で(お笑い芸能界から消え去るという)死んでしまう。ノートの本質を知ってしまったたけじは、このノートを使い、自分が再び、お笑い界のトップに立つことを思いつく。彼の手によってつぎつぎに今をときめくお笑い芸人たちが事件を起こして、業界を後にする。三島由紀夫の転生を自負する倉本保志の新作ここに投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-07 20:37:00
4494文字
会話率:40%