孤児のリュクスは浮上国アレスティアの魔法士の長。東京から召喚した聖女ユーナと主従契約を結ぶが、聖女の裏切りでアレスティアは墜落する。
それから六年、東京に転移したリュクスは助産師として働いていたが、そこに謎の青年が現れる。
「君はう
ちのボスの娘で、迎えに来たんだ」
彼はリュックスが、五百年後の世界の魔法師団の団長の行方不明になった娘だというけれど。
連れ帰ろうとする過保護でヤバい愛情をみせる団長(パパ)の部下と、アレスティアの浮上を果たそうとするリュクスの駆け引きと王子たちと、時々魔法とお産の話。
*お産の話が時々入ります(*印)。苦手な方は読むのをお避けください。エロ要素は全くありません。
*「リディアの魔法学講座」のスピンオフです。こちらだけでも十分わかります。
(そちらと並行して読むとより理解できます)
*「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 23:00:00
263011文字
会話率:32%