私の好きなものは、おもちゃのピアノ。ポロン、ポロン、ピン、ピン、ダーンダン。
ママが喜ぶなら、やるよ、大きいピアノ。
だって、ママが好きだから。
最終更新:2018-08-27 11:29:08
1019文字
会話率:22%
小さな島の小さな小学校で、黒猫と女の子が出会い。
おもちゃのピアノを通じて友達になります。
ある日、女の子は、お婆さんの家へ。
女の子は、そのまま帰って来ませんでした。
約束したのに…。
最終更新:2016-04-17 10:56:20
4321文字
会話率:25%
俺の嫁は物持ちがよいという方では決してない。ライフスタイル系の雑誌やTVのドラマのような「明るくキレイな家」を維持するのにかなりの労力を割いていて、古くなって洗っても汚れがおちなくなったり、要らないと判断したものはキッパリ捨ててしまう。
俺も、緊張感を持って暮らさなければ捨てられる。そう思っている。
そんな中で嫁が決して捨てないものがたった一つある。壊れて鳴らないおもちゃの小さなピアノだ。使わないものはキッパリ捨ててしまう嫁はなぜかそのピアノだけ捨てようとしないのが長年謎だった。
実際、そのおもちゃのピアノは、俺の知らない事実がたくさん詰まっていた。
※本作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-06 14:25:09
2974文字
会話率:10%