ゾンビが我が物顔で跋扈する世界の中でポツリと佇む人間の街エデン。その街の片隅に生きる青年リンタローは、貧しくも慎ましやかに生きていた。
やがて彼は仄かな恋心につけこまれ、犯罪の片棒を担ぐことになる。エデンを追われたリンタローは、味方の
兵士に撃ち殺され、命すらも奪われてしまう。
しかし彼の生涯はまだ続いていた。故郷を追われ、全てを失い、人間としての肉体すらも奪われた彼は怒りに震えたのだが、それは人生を大きく変える転換点でもあった。
彼の人生を変えたのは、腐敗した肉体をもつ少女との出会いだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 20:54:19
146460文字
会話率:49%
透明になれる薬を手に入れた青年と、その末路の話。
最終更新:2025-01-08 09:42:57
7155文字
会話率:67%
目が覚めると異質な部屋に居た。穢れたベッド、窓には鉄格子、出入り口は鉄扉。まるで囚人にでも落ちぶれたかのようだ。
極めつけは、置き去りにされたスマホで、画面には不穏な文字が踊る。
警告
人類は滅びた
新たな支配者が訪れる
とたんに恐ろ
しくなり、この場から逃げようと試みる。
その先にいったい何が待ち受けているかも、分からないままに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 23:57:54
596163文字
会話率:57%
前世日本人の記憶を持つちひろがファンタジー世界に生まれ育って18年。早朝に拐われ船倉に放り込まれて木箱に詰まった生首状態のおもちさんと出会い、脱出の手助けをしてもらうことになり、そのままおもちさんの体のパーツを探す旅に出る、というファンタジ
ー世界で知らない人ぶっちぎりな内輪話を書くだけのお話。
主人公を自分にしたのは、少々酷い目に遭わせても心が痛まないからですん(・ω・)ノ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 12:46:19
9822文字
会話率:59%
そう遠くない未来。
政府が、会社に依存し出した時代。
書面での情報が人を語る時代。
一人の若いサラリーマン
垣山健介(かきやまけんすけ)は、施設視察のためにアフリカのインディアルに来ていた。
彼は、そこでとある一人の少年の真実を知ること
となる。
おもちさんの「こんな小説書いてくれる人募集」を読んで、思いついた物語です。
はなしは、面影もほとんどないくらい違うため、
別作品として読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-13 00:25:30
16565文字
会話率:12%