2010年のある春の日。四国地方のとある呉服店のおばあさんが亡くなります。
家業を継いでいた末っ子で長男の祐太さんの連絡で、各地に散らばる姉たち三人が呼ばれ、その家族たちとともに親族一同揃ってのお通夜が始まります。
おばあさんと孫の
忠子で飼っていたニワトリが逃げ出したところから、『ニワトリを育てた話』『水がめの水を甘くした話』『海のうえを歩く話』等の (虚実入り混った)おばあさんの想い出話が語られ、親族の仲も深まっていくようですが……。
*オーディオドラマ向けシナリオ形式。
*「ノベルアップ+」様との重複投稿作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 23:00:00
15416文字
会話率:86%
春の日のことです。
おばあさんはソファーで本を読んでいました。ページをめくるたびにあくびが出ます。
そんなとき……。
最終更新:2016-10-14 05:07:31
1065文字
会話率:30%