「おいブクロー。お前はクビだ。
ただでさえお荷物だったんだが、頼りの収納魔法すら使えない以上、出て行ってもらうしかない」
「荷物持ちがお荷物になるなんて、なんだかシュール」
等と言われながら、冒険者パーティーをクビになった収納魔法使いの俺
。
俺の収納魔法が使えなくなったのは、元はと言えばお前らのせいなんだけど。
だが、街で暴漢を収納して分かった、収納魔法の新しい使い道。
俺は、このスキルで厳しいダンジョンでも生き抜くんだ。そして目指すは、妹や旧パーティーメンバーも妨害してくるが、お姫様の夫、つまり貴族。
「もう遅い」と「ざまあ」は、ほとんどありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-15 20:00:00
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会話率:29%