シュリ・マイヤー、十五歳。
彼の朝は早い。
今週は洗濯当番である。
朝の鶏が鳴く前に起床し、身支度をして自室の掃除を終わらせ、それから班の皆と当番に取りかかる。
こうして彼ら従騎士候補生たちの一日がはじまる。
皆が騎士を目指す中、シ
ュリ・マイヤーには、別の目的があるようで……。
黒の森の東の国で、騎士を目指して騎士団に入団した従騎士候補生が、困難を乗り越えながら、まずは従騎士になるお話です。
全二十六話の予定です。順次投稿します。
単品でも読めるように心がけましたが、私の他の作品と絡み合ったお話となっています。
是非他のお話もお読みくださいm(_ _)m。
なお、今回は私にしては長めの話です。……先に言っておきます。
誤字報告、皆さんありがとうございます!
順次訂正いたしますm(_ _)m。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 21:24:59
47869文字
会話率:25%