遅れるということこそ愚の骨頂である。人々を取り巻く「時間」という概念において、決められている定刻を守るというのは、いわばルールでありマナーであり、人として最低限度のことである。だがそれを犯すものがいるのなら正道へ導くために尽力するのが、指導
者の役割である。個人問題としてしまい看過することこそ「愚の骨頂」ではないだろうか。本小説はある少年が遅刻をなくすために奮闘する物語に見せながら、全て不まじめに書こうと思ふ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-12 21:04:25
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会話率:11%