若い霊能者に飼われていた管狐(くだぎつね)は、引っ越しのドサクサに巻き込まれ、野に放たれる。管狐は野に出ると、様々な危険が付きまとうが、霊能者が迎えに来るのを夢見て、必死に生きて待っていた。
そんなある日、幼女と出会い、無理矢理飼われる
事となってしまった。
しかし、幼女は勘違いしている。
「俺は管狐。妖狐ではない!!」
はてさて、管狐は無事、立派な妖狐になれるのでしょうか……。もとい、霊能者に迎えに来てもらえるのでしょうか。
この作品は、アルファポリスにても掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-01 00:01:18
75122文字
会話率:38%