ある日悪党に攫われた「ギャラル教会」の10歳の聖女「ウルズ」。
その悪党の国「コクスティア公国」。
コクスティア公国は、ウルズを見世物とすることで領地を繁栄させていったのだが、一年が経ち、とあることがキッカケとなり、ウルズを解放してしまう。
しかしその後、国は衰退の一途を辿り、取り戻そうとし、ウルズのいる教会を目指したところ、そこに居たのは…………
勧善懲悪、まさにザマァな末路となる、聖女と国の存亡を巡る物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 15:00:00
4536文字
会話率:26%