大学進学とともに上京して約1ヶ月。慣れない新生活にくわえて、田舎育ちで動物好きの壱(いち)は都会の動物の少なさに疲れ切っていた。
やっと連休だと喜んだのも束の間、課題を出されて憂鬱な気分になっていた。
そんな帰り道、見かけたもふもふな
尻尾を追いかけ、もふもふを堪能していると、男の怒声とともに地面へ蹴飛ばされた。
それが、小野 壱の怪異な日常生活のはじまりだった!?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※1年ぶり?息抜きで新連載はじめます(中編予定)
※初期作品に近い、日常系怪異モノです。
※毎日22時頃更新(見直し調整のためズレる場合あり)
※区切り重視のためページごとに文字数が変動します。
※誤字脱字や怪異ネタなど、あたたかい気持ちでお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 22:10:28
37495文字
会話率:40%
佐藤リナは、高校に入学して早々に、突然人の心の声を聴くことができる力に目覚めてしまった。
父親の話によると、亡くなった母の先祖が心を読む妖怪サトリだったらしい。
人の心の汚さにショックを受けて、たくさん人のいる所にいけなくなってしまったリ
ナは、それを治すために、あやかし専門で心療相談を受けている粟根のもとでアルバイトをすることに。
お皿の黒ずみが気になる河童、ただ涙する人魚、吸血衝動に耐える吸血鬼、夫婦喧嘩で雷を鳴らしてしまう雷様……
様々な問題を抱える妖怪達の悩みを予想外の方法で解決していく粟根のもとで、リナは少しずつ心の本質を知り、受け入れていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-03 21:15:41
87117文字
会話率:32%