高校二年生の森島拓(もりしまたく)は、夏のとある休日、星の写真を撮りに隣町の山に来ていた。その夜、突然不幸な嵐に遭い、拓はその晩をかろうじて見つけた洞窟の中で過ごすことになる。翌朝、拓が避難していた洞穴から出て元いた場所に戻ると、小学生くら
いの少女————雫(しずく)と出会った。
「わたし、雨女なんだ」
初めて会う年上の男子(異性)に、雫は突然そんなことを言ってきたのだった。
二日後。翌日をひどい風邪をこじらせて欠席した拓は、その話を教室でクラスメイトの佐奈(さな)にしていたところ、とある不登校気味の生徒の話題に移る。
その生徒はとある事情から『雨女』と呼ばれていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 08:04:21
120466文字
会話率:45%
気付いたら水分子になっていた雨野雫。……いったいなんで?転移したはずなのに宙に浮いていた主人公の、のんびりとした1人(?)旅…の途中で色々な人を助けていく。途中で何度も会うお姫様と共に。「……俺って、チートじゃね?」異世界でtheご都合主義
!/また懲りずに新作です。一応何個か一緒に出します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-01 16:35:18
2005文字
会話率:25%