魔王という存在があった。勇者という存在があった。それらの最終決戦、勇者は、魔王をあと一息の所まで追い詰める。
しかし、魔王から意外な言葉が…
どうだ?今なら世界の半分をお主にくれてやるぞ?
しばらく悩んだ勇者の答えは簡単だった。んじゃ、それ
で。
これは、仲間からは見放され、建国という大事にあたる事になった勇者の、悪戦苦闘の物語である。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 20:01:20
73095文字
会話率:64%
魔王を倒すまであと一息。魔王城まで到達した勇者・ティオとその仲間たち。だが、彼らは魔王城の吹雪のトラップに引っかかってしまう。仲間の一人、戦士のジェネスが凍死しかけ、彼らは生き残るべく、あたたかい場所を求めてなりふり構わず雪の合間に見えた扉
を開いた。そこにあったのはーこたつ。『よう。俺と心中したくなけりゃ、ここで一時休戦しようぜ』こたつには魔王軍幹部がいた。なんでも彼は、トラップの調整に失敗して吹雪の部屋から撤退できなくなり、この部屋に避難して暖をとっていたらしい。彼を殺せばこたつも壊れ、この部屋も氷地獄になってしまうという。しぶしぶ勇者たちは休戦を選び、幹部と共にこたつに入るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 19:03:15
6370文字
会話率:34%
世界中の大都市の上空に出現したワープホールによって、人類は滅亡の危機に瀕していた。
異世界から次々に送りこまれてくる魔獣達。既存の兵器は一切通用せず、戦える力を持つのは戦闘魔法に目覚めた一部の人間だけだった。
その一人、女子高生の咲弥凛も
また、滅びに向かう東京で仲間達と必死の戦いを続けていた。
凛の魔法は他者の魔力を爆発的に高めるS級強化魔眼。相棒のA級雷使い、直川唯と共にわずかな希望を胸に抱いて魔獣達への反撃に出た。
しかし、あと一息のところで最強の魔獣に遭遇。相討ちに近い形で凛と唯は倒れてしまう。
命が尽きかけたその時、二人の魂は突如現れた次元の割れ目に吸いこまれる。
異空間を漂った末に辿り着いたのは、以前の世界とよく似たパラレルワールドだった。ただし、時間はワープホール出現の約二年前。
その世界の自分達の魂と融合を果たした凛と唯は、ワープホールの出現を阻止するべく動き出す。
鍵はワープホールより前に各地に現れていたダンジョンにあった。
なお、凛と唯は魂の融合によってそれぞれギフトを得ていた。凛は魔眼の進化、唯は前の世界の記憶。
それらを活用して二人は新たな仲間達と共にダンジョン攻略に挑んでいく。
これは、時に一攫千金を目指したり、時にネットでバズったりしつつも、やがて日本の主力チームに成長し、世界の命運を握ることになる少女達の終末やり直し物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 21:05:38
13987文字
会話率:36%
夢は叶う。夢を信じるんだ。夢に向かって歩いていこう。諦めるな。今は学びの時間なんだ。孤独でも立ち向かうんだ。必ず夢は叶うんだ。何度でも夢に向かって生きていこうぜ!大丈夫さ!
最終更新:2023-01-23 23:07:06
2171文字
会話率:39%
警視庁に雇われている世界最強の傭兵 シュウ。適格な狙撃能力と卓越した格闘スキルを有した彼はある日、街の一角で行われた爆弾事件に関わることになった。夜空警察署から転勤してきたユウスケも爆弾処理に同行し、二人はあと数分で爆破する爆弾を解除しよう
とするが、あと一息で間に合わなくなり二人もろとも爆発してしまう。
そしてシュウとユウスケが目覚めたのは何もない空間。どこからか聞こえてくる声は、元の世界に戻りたいかと聞くが.....。
異世界で生きることを望む主人公と、元の世界に帰ろうとする主人公。
果たして願いが叶うのはどちらか──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-29 13:26:55
96741文字
会話率:56%
病弱で滅多に社交の場に姿を現さない美少女、シャーロット・セントクレア子爵令嬢が患っている本当の病気は、夜になると必ず眠ってしまう「夜眠病」。友人の妹である彼女と偶然知り合った伯爵家の子息セオドアは、一度も夜を見たことがない彼女に夜を体験させ
ようと奮闘する。果たしてシャーロットは夜を目にすることができるのか…?
※2020.4.25/かなり蛇足な番外編「夜眠少女」を追加
本編(2019年投稿分)のみ、webマガジンコバルト はじめての夜小説賞で「あと一息の作品」だった短編です。改稿を加えた上で掲載しています。カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-30 09:28:18
36019文字
会話率:41%
時は平安、月夜野御所。
夕月の帝のもとに入内したカノヱの女御は、夜毎通いながら触れもしない夫に悩んでいた。
三つ上の美しい夕月の帝は、噂によると亡くした女御を今も恋い慕っているらしい。
悪目立ちを恐れ、大好きな絵描きを禁じられていたカノヱだ
ったが、鬱屈した日々に耐えかねこっそりと絵を描き上げる。カノヱの絵はすぐに評判となるが――。
本作は、Webマガジンコバルト はじめての夜小説賞で最終選考「あと一息の作品」に選んでいただきました。
投稿作に一部、訂正・改変を加えております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-11 12:00:00
17098文字
会話率:46%
この作品は作者のシリーズ物の7作品目でシリーズ最後の作品となります。
そのため以前の作品の強いネタバレとなりますし、話も分かりにくいと思いますので個人的には5作品目の「氷海のマーマン」と6作品目の「マーマンと海に降る雪」を読まれることを推奨
します。
そんな面倒臭いことしてられない方は、一応0話に設定など用意してますのでどうぞお読みくださいw
世界征服まであと一息となった支配者であるタコスは最後の海域へと進軍を始める。しかし、相手は全ての海の支配者であり、タコスの大叔父であるダゴンが待ち構えていた。一方テルとライトはお互いの因縁に決着をつけるべく、戦いに赴くのであった。
勝っても負けてもこれが最後の戦いになることはみんな理解していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-24 17:10:09
84325文字
会話率:21%
僕は勇者。魔王の城まであと一息の所に来ていた。
最終更新:2009-11-30 21:34:02
2722文字
会話率:45%