全てが終わったと思ったが、実は、この噂話は終わっていなかった。亜美もやはり土田によって殺されてしまった。最愛だった亜美を失った島田は、この噂話の犠牲者達は、全てこの病院に関する者が運命で繋がっていた事を死んだ伊藤院長の妻である冬子から聞かさ
れる。その運命のおおもとは、この「伊藤病院」の前身である、曰く付きであった「ナタロシス病院」から始まっていた。冬子の父である前伊藤院長が小さなナタロシス病院を買い取り、伊藤病院に改名し始めた病院だった。前院長は終末思想に傾倒していて、実の娘である冬子からも変わり者に映っていた。よもや、それがこの運命にたくさんの者が巻き込まれ死んだことを知り、心を痛める。そして、前院長から始まった運命は、その血の繋がりがあり実子である冬子によって終わらせなければならなかった。このナタロシス病院の名前の意味、前院長の企み、そして、それらをどのように完全に終わらせるには?それには、まだ、あとひとり……。
結末となります。最後まで読んでいただければ大変うれしいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 20:00:00
13863文字
会話率:52%
文化祭後の放課後から始まると同時に停止した恋物語。短編。
最終更新:2021-06-19 14:50:53
3790文字
会話率:23%
あらゆる大きな魔法戦争が終わり、まだいざこざは残っているもの少しは平和が訪れたこの地球では魔術を学ぶ学院が多くできていた。
学院の中では規模も大きく沖の鳥大陸にある高度魔術学院付属に名家であり落ちこぼれの烙印を押された氷上零が入学すると
ころから物語が始まります。彼はなにを学び、目標としてる立派な魔術師になれるのだろうか?
主人公は氷上零とあとひとりいますがまだ登場しない予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-06 04:58:49
6295文字
会話率:45%