イオンハブス国の王女・アルタナディアが姉と慕う隣国の王女・バレーナは、父王を失い、天涯孤独の身となってしまう。さらに二年後、アルタナディアの父も身罷られる。その葬儀の最中現れたバレーナは、手向けの花の後ろに剣を隠し持っていて――――。
これは姫たちが、王になるための物語。
※アルタナ(改修版)を別にアップしています。続編「女王への階」とまとめて見やすくなっていますので、そちらをご覧下さい。
※昔出版社に投稿した作品を改訂・追記したものです。
※多分に百合要素を含みます。また、一部激しい戦闘シーンや表現も出るのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-11 22:36:57
94382文字
会話率:58%