正解と不正解
自分を理解してくれる人がいるといい
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最終更新:2024-09-22 04:00:00
421文字
会話率:0%
俺、小山内優斗には、だれにも言ったことがない秘密が二つある。そのうち一つは、ステータスが見えるということだ。どういうことかって?
例えば、壁越しにステータス画面が見えるから、母ちゃんが今隣の部屋にいるのがわかる。それによると、俺への好感度
が5点満点中3点、今の機嫌が25%らしい。特殊ステータス欄には二日酔いとあり、欲しいものとして胃にやさしい食べ物が表示されている。ここはひとつ、シジミの吸い物でも作って好感度を上げておくか。
「あれ、気がきくじゃない。ありがとうね。」
ほら、これで好感度4の機嫌70%だ。
私、伴田凛子には、誰にも言ったことのない秘密が二つある。そのうち一つは、時々選択肢がみえるってこと。わけわからないって? うーん、じゃあ例を見せてあげる。
「ねえ、次の授業の小テストの範囲ってなんだった!? 何も勉強してなくって…」
赤:えっ小テストなんてあったっけ? 私も何も勉強してないよ!
青:えー…、そんなん聞かれてもパッと出てこないよ…。
黄:しょうがないなぁ、教科書の12pから18pだよ。
緑:あはは、いまさら対策しても無駄だって!
会話の全部がってわけじゃないんだけど、時々こんな風に相手の顔の下に四択が出る。選択肢が出ちゃったときは次の行動をその中からしか選べない。ちなみに、四択には必ず正解と不正解が最低一つずつ含まれている。だから重要なシーンでも、四択さえ出てくれれば成功確率が最低でも25%まであがるわけ。便利でしょ?
不思議な能力でソツなく人生を歩んでいる幼馴染の二人だが、どうにも恋路はうまくいかない模様。両片思いの二人は、なぜこうもすれ違うのか? 彼らとその友人たちを中心とする、思い通りにいかない学生生活を描いた短編集(予定)。
※筆者はあまり恋愛気質ではないので、気が付いたら恋愛小説ではなく「こんな能力があったらこんな不便があるに違いない」という仮想小説になっている可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 08:00:00
62203文字
会話率:40%
隣国イファム帝国との戦争が絶えないウラウ王国
長年続いた戦争で、多くの犠牲者が出ており、兵も足りず、学生である青少年たちまでが戦場に駆り出された。
小さいころから魔力が少なく、剣を持つこともできないルアは、学校にも行かず、田舎でまったり過ご
していた。
しかし、村に兵が来て、ルアは戦場に連れてかれてしまう。
何もできないルアは、ただ逃げ回っていた。
そのため、周りの人間から見下され、十分な食料も与えられなかった。
今日もまた、戦場で逃げ回る
ルアが逃げ回った先にはイファム帝国の六将の一人サイガム・フテルの乗った、イファムの巨大兵器ユグスが立ち塞がっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-10 22:43:33
1667文字
会話率:14%
生き方には間違いなんて存在しない。
これは、この世界に生きている全ての者に共通する。
仮に生きている途中で間違いと呼ばれるものをしてしまったとしても結局はそれさえもプラスへと変換されるのである。
これは正解と不正解が等しい世界の物語
そ
んな現実のおとぎ話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-22 21:39:56
11910文字
会話率:25%
自分の意見が否定された時、たまにやる自己完結。
最終更新:2014-11-30 21:56:15
586文字
会話率:0%
矛盾とは何か。正論不正確は何なのか。 私にはわからない。
最終更新:2010-06-10 23:50:02
346文字
会話率:0%