子どもが遭遇したミステリアスな事態。様々な内面を抱えた登場人物の一人称で過程を追い、真実が明らかになっていく(?)。
ありま氷炎さんの〈カラダ小説企画〉参加作品です。
最終更新:2015-10-12 00:00:00
11089文字
会話率:30%
舞台は世間から隠された孤島〈ニンジャガ島〉。
ここに四百年前から生き続ける一族が住んでいた。
今時忍者に需要があるのか――あったのだ。
一族が現在に至るまで生き続けられるくらいには。
存在の在りかたは時代の流れとともに姿を変えながら、島から
出た成人が新たな血を生み引き継いでいる。
一族にはいくつかの掟がある。
生まれた子は一定期間、島内で過ごすというのもその一つ。
一族は真正忍者を育成するため、毒された現代社会から子どもたちを隔絶し、ひっそりと、おおらかに育てているのである。
僕こと、永崎英司は小学六年生。
代々引き継がれた忍びの血を繋ぐべく島で育つ子どもの一人。
隠密忍者の頭目を父に持ち、島の学校で社会に出るための知識を学び、由緒正しき忍者となるため日々修行に励んでいるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-17 00:00:00
6633文字
会話率:22%
・上手にでんぐり返しが出来ない啓太は、おばあちゃんの前で泣きべそを。頑張れ! 啓太君!
最終更新:2013-07-15 09:59:19
666文字
会話率:37%